あくなきリイシュー

昨日の昼すぎから豪雨になっている静岡です。
その昨日のことですが、朝起きるとなんだかキブンが乗らなくて…若干体調がよろしくなかったってのもありまして…ブログを更新するのもパス、そして大雨の予報なのになんだかシゴトに行くのもイヤだなぁなんてカンジでしたけどね、そこはいちおー社会テキ責任もありますからムリして出かけるわけです。
午前中は予報に反してなんとか持ってくれたのでミッション遂行は無事終了しましたけれど、そろそろ昼めしねぇなんて思っていたら大粒の雨が…ってことで午後のシゴトはカット、土砂降りの中を帰宅した次第であります。
まあそのオカゲで午後の遅い時刻にはブログの更新が出来ましたけれど、相変わらず雨は激しく降り続いておりまして、本日の駄文日記執筆ちうの現在もゴォゴォと唸る風と共に雨が屋根を叩きつけております。まるで台風みたいですな。


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自家製叉焼のサラダ盛

いつまでも勉強

アタマが硬くなってきたせいか『叉焼』ってものはムカシながらの " つるし焼き " じゃないと美味しくない!なんて思っているのであります。ラーメン屋さんなどで今どきの " 煮豚系チャーシュー " なんてものが出されるとガッカリしてしまうのでしてね、いちいちヒト様に説教をくれたりはしませんけれど「叉焼ってもんはなあ…」などとウンチクを長々とたれてみたくなる衝動に駆られるエロおやぢなのですよ。

叉焼の焼きあがり

伝統テキ叉焼の作り方は豚肉を調味液に浸しヨケーな水分やアクを抜いたら、ツボのような形状の調理器具の底部に熱源を置き、その上に吊るすカタチで豚肉を蒸し焼きにする…というスタイルなのです。
家庭でそうした調理は不可能なので、できるだけソレに近いものになるようにするわけでありまして、不肖エロおやぢに於きましてはコンベクション・オーヴンなるものを使用してのジッコーとなります。
炭火焼の風味を再現したい、多少硬くても旨味の凝縮された昔ながらの叉焼が喰いたい…と何度もチャレンジしておりまして、まあ適度な納得はしておりますけれど、まだまだ追及できる部分もあるのでは…いつまでも勉強かと思っております。

当日は焼きたてを

焼きたてをカットすると大切な肉汁が噴出してしまうので、常温くらいに冷めるまで待ってからにした方がいいようです。ステーキのように皿の上で切りながら食す場合はこの限りではありませんけどね。
叉焼がコーフン期を過ぎて落ち着くまでの間、サラダの準備をします。ヤサイ類は全て地元、フレッシュさと風味の違いはいちど知ってしまうとホカの選択肢はないものになりますから。
今回は胡瓜の千切り・白髪葱・トマトなんぞをあしらって『自家製叉焼のサラダ盛』としました。

自家製叉焼のサラダ盛   MIRANDA AUTO MIRANDA EC 1.8/50  SONY α7

弾力のある叉焼スライスで葱や胡瓜をマキマキしてはカラシをつけていただきます。
美味い…あぁただただ美味しい。ただただアグアグと咀嚼し、その度にただただ美味いなぁと漏らす…この繰り返しであります。永遠に喰い続けたいとさえ思います。

芋焼酎 一刻者

叉焼用に購入してきた豚肩ロースのブロックは三日前から調味液に漬け込んでおきました。そして焼きあげ予定日が確定しているので、それに合わせてドリンクも準備しておくわけです。
今回は芋焼酎「一刻者(いっこもん)」という本場九州鹿児島のものをチョイスしてきました。ふくよかで甘い香りなのに重心の低い味わいがいいし、キレも申し分ありません。トラッドスタイルな叉焼にはとてもよく合うお酒だと満足しました。
書道家榊莫山先生による酒銘もステキでありまして、こうしたアーティストを起用した宝酒造さんはなかなかセンスのよい企業かと思いますよ。やっぱりねえ、看板がよくないと優れた商品も損しますから。
まあそれはソレとして、エロおやぢとしましてはまだまだ叉焼の道を究めたいわけでありまして、あくなきリイシューを目指すことを酔眼になりつつも宣言する一刻者なのであります。あ…一刻者は九州コトバか、哀愁のイナカ町では「へんぽらい」です。



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雨の庭風景  桔梗


シツコいようですがまたまた桔梗さんです
美しいですねぇ… 和装の似合う麗しき女性のようで
やっと正面から眺めることが出来ましたが
目が合ったらそらしてしまいそうな…


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雨の庭風景 桔梗   MIRANDA AUTO MIRANDA EC 1.8/50  SONY α7