隠れ名古屋めし

天きしころ

そもそも " ころ " とは…

ゴヤでの長期出張で知った料理の " ころ " 、語感に「白コロホルモン」みたいなイメージもあったので最初はニク料理かと思ったのだけれど、お店では麺類の献立札に " ころ " なんて文字が書かれているところを見ると違うよなあ…てなカンジでした。
まあ要は茹でて冷した麺(うどんが多い)に冷たいだし汁をかけて食すもの、夏のお食事ですな。巷では " ぶっかけ " なんて呼ぶのが一般的なようでありますが、ちょっと乱暴なコトバですしね、それになんかH系の違うものを真っ先に思い浮かべるのはボクだけかな… " ころ " のほうが料理名にふさわしいと思います。そんな " ころ " はナゴヤのグルメなのであります。
 
 

きしめんを " ころ " でいただくと…

ゴヤと云えば「きしめん」が名物です。ボクもムカシから好物でしたから、出張生活ちうは何度もいただきました。
その「きしめん」を " ころ " にする…つまり『きしころ』なのですね。比較的最近の…と云ってもミレニアムになって間もないころからですけれど…消費量の落ち込んでいた『きしめん』をなんとか救おうと、関連ギョーカイの方々がナゴヤの伝統食 " ころ " と合体させて…というのがその歴史の始まりと聞きます。
現在は " 名古屋めし " ブームもあって売り上げは復活、まだまだ有名ではありませんが提供されているお店も次第に拡大ちうって感じでしょうか、現在はまさに「隠れ名古屋めし」てなところです。

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天きしころ   Asahi Opt. SMC Takumar 1.4/50  SONY α7

そんな『きしころ』をテメーで作って食しました。「きしめん」は乾麺を使いましたけれど、大学生時代にナゴヤ圏・江南市出身の同期生が土産に持ってきてくれたメーカーさん(当時はジモティーグルメでしたが今や全国テキに有名)のものを使い、いちおう本格っぽく導入を図っております。
市販の濃縮めんつゆを使ったお手軽バージョンではありますが、いちおーこれでも『きしころ』は完成するわけでして、そこに農民市場で購入してきた天ぷらをトッピングすればちょっとちょっとリッチな " ころ " 、つまり『天きしころ』になるわけです。

あぁ美味いなあ、「きしめん」独特のツルっとした食感がたまらなく " ころ " の長所を活かしたものになっている気がします。いい、いいぞ!コレって。
もしかしたらこの夏のマイブーム?みたいな予感も。そして天は抜いてスタンダードな『きしころ』もイケてるんじゃないかな、その時は刻み油揚げとたっぷりの花カツヲをトッピングしてさ、うふふ…。
 
 
 
 
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雨の庭風景


長雨に 何想ふやら あを蛙


長い梅雨
前夜から降り続いていた雨も少し小降りになってきたので庭に出てみると
例の新参ケロ助が楓の幹でじっとしていました
どんなことを考えてるのでしょうねぇ
ケロ助にも悩みってあるのかなあ


 

雨の庭風景 楓の幹にケロ助   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300

 
 
 
 
  


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさま
ゴヤの食文化ってなかなかのものがあります。長期出張がなければ知ることもなかったでしょうか、今は日々の生活の楽しみに組み込んではそのエッセンスをいただいております (^o^)v

過去この駄文日記にシリーズもので「でらうみゃ~でかなわんわ」(全170編)という ナゴヤ食文化についての記述をしておりました。うち「噂のにゃごやモーニング」は120編、その他いろいろ取り混ぜて個人テキ主観色の強い文章ではありますが、今読み返すとけっこー楽しんでいたんだなあ…と懐かしいようなキモチになります。
そりゃモーニングは最強!味噌かつソースもハマハマ! ナゴヤって面白いところです。
artfoods.hatenablog.com