カレー鍋焼うどん

お手軽な味覚軌道変更

ふと思いつきのように浮かんできたアイデア、それは市販の鍋焼うどんにカレー粉を入れて『カレー鍋焼うどん』にしてみると云うものでした。アイデアとは唸るように悩み苦しみようやく捻り出す場合もあれば、突然ひらめくように天から降臨してくる天才タッチのこともあり、今回はその後者タイプであります。
お家にストックしてあったナゴヤのきしめんで『カレーきしめん』を食している最中に " 鍋焼うどん " とカレー粉の結合に光明を感じたわけですよ。その数日後にはさっそく哀愁のイナカ町スーパーで " 鍋焼うどん " の食材を漁ってくるわけです…と云ってもムカシからよくある簡易アルミ鍋にオールインワンしたセットですね、どこの町でも売ってるアノ商品です。

マルモ食品「鍋焼うどん」とSBカレー粉赤缶

エロおやぢが居住しているこの町でも地元製麺メーカーさん(富士宮やきそば麺ではトップシェア)が何十年も製造販売している「鍋焼うどん」がありまして、お値段は高くなったとは云っても¥300未満で購入できる庶民派ですね。手作りの野菜かき揚天は変わりませんけれど、カマボコと刻みネギが生からフリーズドライにスペックダウンしてしまい唯一それが残念な点ではありまして、時代の流れには逆らえないという諦めや食品衛生法のムダな足かせに対する憤りなど様々な感情が渦巻くのですけれど、まあそこは鋭意工夫で乗り切るしかありません。

カレー鍋焼うどん   Nikon NIKKOR 2/85  SONY α7

どうしても許せないフリーズドライ刻みネギだけは根深白ネギの笹切りに置き換え、アイデア通り『カレー鍋焼うどん』のジッコーであります。添付のめんつゆは水で希釈するタイプなので指定量の水にSBカレー粉赤缶を小さじ1杯溶き入れカレーつゆを作ります。あとは火にかけてグツグツと煮えるのを待つだけな超お手軽な味覚軌道変更&クッキングですね。
鍋焼うどん」の定番具材として必殺 " 生タマゴ落とし " ってのがありましてそれはエロおやぢも大好物なんですけれども、この日の朝は朝食に目玉焼きを二個食していたのでタマゴはパスしました。これでもちょっとは健康のことを考えているんです…ってねえ、ん~なら酒やタバコはもっと控えたら?ですな。
まあそんなハナシはドッチでもよくて、この『カレー鍋焼うどん』本当に美味いです。ただ衝撃が走るほどの旨さではありませんし、ヨロコビ号泣したり赤裸々な食レポでバズったりもしませんけれど、とにかく熱く静かな美味しさとでも言いましょうか感情が次第に高揚してくるような本質テキ幸福感に満たされるのですよ。いいねえ、また食べようこいつ。






霜月の庭風景  楓の色づき


明け方までの大雨は夜明けには小降りになっていたけれど
シゴトがお休みってのは決定していたのでユルユルと庭を眺める朝食後であります
楓の色づきも始まりましたね
な~んにもする気が起きなかった勤労感謝の日

霜月の庭風景 楓の色づき   Nikon  NIKKOR-Q・C Auto 4/200  @ SONY α7