■ 老舗お弁当屋さんの『なす天丼』
どの地方にもあるお弁当製造販売のチェーンというものね、静岡にもいくつかの老舗チェーンがありまして、このDonDonさんもそのひとつであります。
当時の清水市（現在は静岡市清水区）で創業したのは1981年のこと。ちょうどエロおやぢは大学生のころでありまして、テレビのＣＭで知っては何度か利用させていただいたものです。
初めのころは清水市や静岡市を中心とした小さなチェーン展開でありましたが、その後の経済の発展に上手く乗り、現在は東京から愛知県まで一都四県にまたがる大きなチェーンに発展しました。
現在でも当時のテレビＣＭをそのまま使っていることで有名でして、たま～に突然流れてくるそのコマーシャルを見ると懐かしくて思わずニンマリしてしまいます。そして風呂トイレ台所共同の学生アパート…四畳半一間で過ごした若かりしころのバカ生活を思い出しては、フクザツな気分に耽るエロおやぢでございます。
あぁ、あの頃は深夜のバイトなんぞによく出かけて行ってはソレが終わっても朝まで遊んで帰ってきたり、目が覚めたら夕方で講義をサボった罪悪感やらなんやらで混沌とした…そして堕落した生活を送っていたなあ…なんて消去してしまいたいような自分史も確かに存在しているのよね。おっと、ほぼ脱線…元へ。
そんなDonDonさんの新聞折り込みチラシは四半期にいちどほどテにするわけです。そして夏になると「なす祭」と称して茄子の天ぷらなどを使ったお弁当が何種類も販売されるのでありまして、みょ～に喰いたくてシカタのないことになるわけです…だって今が旬だもんね。
先日もちょっとした用足しで出かけることがあったものですから「そうだ、DonDonさんのお弁当を買って帰ろう！」とお気楽昼めしに走ったわけですよ。
幸いなことにその店舗の一つが拙宅からクルマで数分の位置にありましてね、作りたてのお弁当が未だアツアツのうちに自宅の食卓でいただけるわけなんです。
「なす祭」のメニューはいろいろありますが、休日とは言え肉体労働者テキ喫食形態から抜けきれないエロおやぢは、わしわしと喰える「天丼」なんてものをヨシとして注文してしまうわけですね。スタンダードな「天丼」は￥480だけれども " なす天 " つきの『なす天丼』は￥540、その差たったの￥60で美味しい " なす天 " が食べられるなら絶対にソレだよね～！ってカンジです。
いや～美味いっす！もうガツガツわしわしイッちゃいました。目立つトップにはど～んと" なす天 " と海苔天ですが、その下には海老天が二本そしてキス天・イカ天・南瓜天・インゲン天…見た目よりボリュームのある天丼となっております。
丼タレの塩梅も申し分ありませんし、なにより炊きたてゴハンと揚げたて天ぷらの最強タッグは無敵なのであります。とにかく美味い！ コンビニの弁当？一昨日きやがれってなもんだい、大手の弁当チェーン？地元パワーには敵わないって。
厳しい世の中ではありますけれど、こうして生き残っているローカル老舗チェーンにはちゃんとした存続の理由があるわけです。多くのヒトを捉えて離さないものがあるわけです。こんな小さな天丼ひとつ食しただけで判ることもあるのです。
◆ お弁当 DonDon（株式会社どんどん）
http://www.dondon.co.jp/
これがそのＣＭ
かつてもこの駄文日記で紹介したけれど
何度でもそうしたくなる面白さがあります
安倍川の河川敷か現県立美術館のある公園あたりでのロケですかね
ちょ～安上がりな製作費モロってのも笑えます
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