豚バラ肉の角煮

旬の「三尺インゲン」を添えて

何の気紛れだったかは憶えていないけれど、しばらく前に農民市場で " インゲンの苗 " を購入したわけです。
確かフツーのインゲンではなく、ちょっと変わったヤツね…って記憶はあるのだけれど、キチンとその品種であるとかナマエを脳ミソに叩き込んでおかないところがエロおやぢらしいわけでして、世間一般ではそーゆーヒトを " いい加減な奴 " と呼ぶのですな。
まあそんな経緯はインゲンにとってはどーでもいいコトなのでありまして、菜園の一角に植えてやればカッテにどんどん成長するわけです。ナメてかかっていたのかマメ科の作物に必要な支柱では足りず、もうメチャクチャにそのツルを伸ばして元気いっぱい…う~ん、元気過ぎなんですよ。うっわ~こんなにデカくなるとは思わなかったぜ!なんですね、あと数本の補助棒が必要になっております。

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豚バラ肉角煮の食材

で、気が付くとそのインゲンがめっちゃくちゃたくさん生っているわけです、もう一部は熟し過ぎてサヤは硬化し中のマメまでしっかり出来上がっているではありませんか。おっと、ヤバヤバですねえ…急ぎ収穫して喰っちまいましょう。
…ということよりも、そのインゲンの長さですね、30cmくらいあるんです…うわっ長っ! うっそ~、こんな品種だったんだ…こんなの今まで見たことなかったよ。慌ててその品種名をネット検索して調べました。どうやら「三尺インゲン」って云うみたいですね…実際には三尺なんてない長さではありますが、まあソレはものの言い方といいますか表現ですね。

サッと茹ででマヨネーズをつけていただくと大変美味しいマメです。美味い、かなり美味い。
そして熟して真っ黒くなったマメも一緒に茹でて食してみれば、まるでアズキのような風味がするではありませんか。ヤングなうちに食べてしまわずに、全部しっかり熟すまで待ち、マメ専科てなカンジに収穫して食すのも悪くないかもね。

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そんな三尺インゲンを『豚バラ肉の角煮』に添えて食しました。やっぱり旬の食材は美味しいものですな、メイン料理としても結構なものですし、こうしてアシスト役をさせても素晴らしい能力を発揮します。
もっとも肝心な『豚バラ肉の角煮』のデキがよくなければ台無しなんですけどね。角煮…絶対に失敗しませんよ、もう何度も作っては食し、その極意はマスターしてますから。前日からしっかりと煮込み、脂身はふあふあとろとろ、赤身はほろりジュウシイ…サイコーでやんす。
母上は残ったものを翌日の昼食で『角煮丼』にして食したそうです。感想なんぞ聞かなくたって判ってます、そりゃもう…うふふ…ですな。


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