新蕎麦

野菜のかき揚げでいただく " 新蕎麦 "

初秋の山梨で

シゴトで二日ほど山梨県の雨畑(あまはた)地区というところに行きました。南アルプスの麓、静岡県や長野県との県境も間近な山奥であります。
一日目は快晴で初秋の涼しい風が吹く天候、素晴らしいロケーションもあって二時間近くもかけてはるばるやってきた甲斐があったってものです。ところが二日目は Dolphin 接近のさなかの作業で冷たい雨が降る中のキビシいおシゴトなのでありました。

雨畑ダム上流の山並み   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 1.8/38  SONY NEX-7

あぁ早く帰りてえなあ…てっきり雨休工かと思っていたのでヨケーにイヤイヤ感が募るのであります。もう寒いくらいの気候で、昼めしはおにぎりと温かいカップ麺にしたのは正解でありました。そしてポットに入れてきた熱湯をお茶代わりに啜りタメ息を漏らすエロおやぢであります。
近くの山並みに目をやるとたくさんのスギやヒノキがギザギザと稜線を形作っているのでして、沸き立ち流れる雨雲がこの場所の標高の高さを物語るのです。





土産は新蕎麦と饅頭

さてシゴトも無事に終了し家路を急ぐわけでありますが、その前にしなければならないことがありました。うふ、ここまで来たらやはり地元の名産品を土産にして帰らないとはるばるやってきた意味がない…ってねぇオマエさぁ、この日の目的はシゴトじゃないの?
違います、絶対に違います!目的はグルメなお買い物で、シゴトはあくまでも余禄ですよ。…くっ、くたばれエロおやぢ!もースキにしろいっ!

身延で購入した新蕎麦

名物の「みのぶまんじゅう」か「湯葉」を買おうと入ったお店でいくつかの面白いものを見つけてはカゴに入れました。そのひとつがこの「新そば」であります。
そうだよなあ、この時期ともなれば新蕎麦が登場するってもんさ、すっかり忘れていたぜ。いつもソレはお蕎麦屋さんでいただくことが多いのだけれども、かなりムカシに八ヶ岳高原・清里のカンティフェア会場で地元農協婦人部が出店していたお店でいただいた新蕎麦のかけそばね、もう忘れられない美味しさだったんだよなあ…あぁあーゆーのをもういちど食べたいと思っているんですけど。
土産物店の生蕎麦って " ドコにでもあるようなもの " だからあまり期待はしていないんですけど、いちおースーパーで「野菜のかき揚げ天」なんぞも購入してきてソレナリな準備で当家にお迎えするわけです。

野菜かき揚でいただく新蕎麦   Asahi Opt. Super-Takumar 2/55 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7

おっとおっとおっと!めっちゃ美味いじゃないのよこの新蕎麦!
まるでお蕎麦屋さんでいただくような蕎麦の味、ちゃんと新蕎麦らしい香りと甘みがドキッとするくらいに生きております…ごめんなさいね " ドコにでもあるようなもの " なんてカッテに卑下していて、謹んでお詫び申し上げます。いや~土産物店の生蕎麦、あながちバカにしたもんじゃありませんよ、こーゆー製品もあるんですな。

さてもうひとつのお楽しみはかの地の名物「みのぶまんじゅう」であります。
ごくフツーにある饅頭…所謂 " 温泉饅頭 " ってやつです。ボクが購入したお店も店頭で蒸籠によるデモンストレーションがなされておりましてね、観光客はついついそのヴィジュアルにキャッチされてしまうわけです。

みのぶまんじゅう

しっとりふんわりとした皮、アッサリ目な小豆の漉し餡…温泉饅頭の典型テキなスタイルではありますが、小判型でかつやや大きめな「みのぶまんじゅう」は大変に美味しいものだと思います。
ボクは小豆餡に関しては粒あん派なのだけれども、こいつに限っては漉し餡を容認しようではないか、とにかく美味しいけれど頼りないくらいあっさりしているのでいくらでも食べられそうなキブンになるのです。キケンですねえ、トラップですねえ、強固な自制心が試される瞬間でもあります。
あぁまた喰いてえ…。


#新蕎麦 #かき揚天そば
#おうちごはん #みのぶまんじゅう

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雨畑ダム上流部


数年前にアソビで訪れたときとは全く様相が変わっておりました
雨畑ダムの改良改築に合わせ上流部も整備が始まっております
大規模な河川改修作業ですね
長い長い工事になるそうです

 
 
雨畑ダム上流部_200919 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA