■ 鯛の姿煮
愛知県産天然真鯛
目利き…というコトバがあります。いろいろな物事に精通していて正しい見立てが出来ることを言いますね。食品ならばその品質であったり食味であったり、また価格とのバランスを上手く見つけ出す能力もそのひとつと言えるでしょう。
よくテレビ番組などで「新鮮で美味しい魚の見分け方」なんてやってますけれど、たいていは目が濁っていなくてウロコや身にハリがあるもの…なんて回答が多いものです。まあソレはソレで間違いはないのですけれど、それじゃあ全部同様だったらドレを選ぶんだい?ってハナシになりますよね。
その場合はテキトーに選んでよろしい、ドレも一緒です…ってのは早計でございますのよオホホ。ジツは似たように見えてけっこー個体差があるってもんです。ボクの目安は頭の後ろくらいから背ビレの辺りにかけてグ~っと盛り上がってるやつね、そーゆのは脂ものっているし身肉もファッティーで旨いのです、もうずっとソレで成功してます。
加えて真鯛の場合はおデコがバ~ンと張ってるやつ、これは強い魚体だった証拠で、ナワバリ内では捕食の寡占状態だったことを物語っているわけです。当然その身も肥えておりチカラ強いお味がするものです。
先日スーパーの鮮魚コーナーで愛知県産天然真鯛 がたくさん並べられておりましたが、やはりその中にもそうしたものがいくつか混じっているわけですよ。うふ、ボクが見逃すはずがないじゃありませんか。

ズッシリと重く弾力に満ちた魚体…もう「姿煮」しかありませんね、帰宅して早速調理開始です。少し濃い目の煮汁でイッキに炊き上げるという料亭の手法でタタっと完成です。
付け合せは菜園のヤサイたち、完熟した万願寺唐辛子と例の三尺インゲンです。ゴボウとかキヌサヤなどが常套句なのでしょうけれどね、ここは旬をインストールしたひと皿にして天然真鯛を盛り上げましょう。
あぁ美味いです。エロおやぢの目利きってのもちいとは自慢していいかな…なんてヨッパで気が大きくなっているせいでしょうか、なんだかヒトに話さずにはいられないようなキブンに苛まれるわけですよ。いけないいけない、謙虚にね、自然体でね、慎み深くね…ヒトの自慢話ほど不快なものはありませんから。
ってさぁ今のオマエ、それなんじゃないの? う~ん、もしかしたら…はい。
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■ 裾野市から眺める富士山
Dolphin (台風12号) がまだ遥か南の海上にあった今週初め
朝の通勤時にその姿をクッキリと見せてくれておりました
このあとお天気は崩れて雨になりましたが
どうやら Dolphin は東に舵を切ったようでして
今朝は穏やかな曇天となっております
6:31am, September 22. 2020. @Susono-City



鯛って女性的な外観とは違って、まるで鎧のようなウロコですよねえ/(≧△≦)ヽ
けっこチカラ技ですよ、鯛のウロコ取り。バッチバッチに飛び散るし…キッチンの小さなシンクは後片付けもタイヘンだし…確かに女性にはニガテな作業かも。
背鰭が刺さって痛かったりするし… (´▽`*)アハハ