■ ニンジンとゴボウのかき揚げ
外出自粛と飲食店の休業
緊急事態宣言とやらで外出の自粛とそれに伴う飲食店の休業要請…避けることのできない道だったのかも知れませんが、ごくフツーにシゴトに出かけてはそれまでと変わらない労働に勤しんでいるエロおやぢといたしましては、テレビ放送番組とフラットパネルディスプレイを通じてなにか遠い世界とでも言いますか、まるで他人事のような情報のひとつとして " 多くの方々の苦しみを傍観している " ような感じであります。申し訳ないなあ…とも思うのですが、いまひとつキンチョー感を維持しにくいのが正直なところなのでありまして(と言ってもキチンとマスク着用など節度ある行動に努めております)とにかく早くこの疫病流行が収束に向かって欲しいと願うばかりなのであります。
そんな某日、哀愁のイナカ町にあるJA系マーケットで「野菜のかき揚げ天ぷら」を購入してきました。
外出自粛のハズなのに矢鱈滅多とヒトが多くヤバヤバな雰囲気ですが、以前と違いサスガに店内はマスクを着用している人ばかりです。ただテイクアウトのお惣菜やの弁当のコーナーにはヒトがわんさか集中しておりまして、中には無頓着にマスク未着用のオッサンなども見受けられ、あぁやっぱり哀愁のイナカ町…と呆れつつ早々に支払いを済ませては逃げるように帰宅するのであります。
この日はちょっと汗ばむような気温で、久しぶりに『天ざる』にでもしようかということになりまして、蕎麦の乾麺を茹でたりツユの準備をしたりするわけです。
あぁ美味いかき揚天ですな…テメーでかき揚天ぷらを作ろうとしてもこんなに上手くは出来ないものですし、何よりお手軽にこの上等なお味を手にすることのできるJA系マーケットの実力とその安さに感謝する次第なのですよ。
おやつには福島の銘菓 " かんのや「家伝ゆべし」" をいただきました。なかなかテに入らないお菓子ではありますけれど、デパ地下やちょっと気の利いたスーパーなどでメにすることもあるのでして、先日トナリ町の某ハイソ系スーパーでゲットしてあったものです。
もっちりした食感とお醤油がほのかに香る生地そして上品な漉し餡が見事な逸品でして、濃く淹れたお茶がよく合う和菓子なのですな。美味い、あぁ美味しい…いくらでも食してしまいそうで、ここでも節度ある行動を強いられるのであります。
後日の Hot Version
ゴボウとニンジンのかき揚げ天ぷらは残りを冷凍保存しておきました。そして急激に気温の下がった後日、温かい蕎麦のトッピングとして利用したのですが、これがまた美味いのなんの!って。
う~ん、もうひとパック購入しておけばよかったなあ。