■ キャッチコピーは「味で勝負。本気の豚骨スープ、量は二の次。」
三月の最終日、御殿場市内のシゴト現場もこの日でお終いという予定でした。残った作業も僅かしかありませんし、多分昼ごろには現場をサヨナラ…なんて都合よく考え、いつもは手弁当での昼食のところを外食しちゃおうじゃないのよっ！てなヨテーを立ててみるのです。
そしてその予想はミゴトに的中し、正午すぎには現場脱出と相成るわけです。うひひ " 早上がり＆外食 " なんてご褒美もたまにはいいじゃんねえ。
目指したのはその現場からほど近い場所に在るラーメン屋さんです。
御殿場インターチェンジから一般道に出る信号機の下には付近の商業施設や飲食店の看板がドバっと並んでいるのでありまして、その中に「豚ざむらい」という一風変わった名称のお店のものもあったわけですよ。少し前にそのことに気が付きましてね、こりゃチャンスがあれば一度行ってみたいものだと思っておりましたし、しばらくラーメンを食していないせいか例のシンドローム発症の予感もありましてね、ここはイッキに攻め込んで予防処置をしよう！と決心したエロおやぢであります。
ほお～、キャッチコピーは「味で勝負。本気の豚骨スープ、量は二の次。」 ですか、ストレートかつ勢いのある本格派とみました。
しかしモンダイは " 家系 " とか " 二郎系 " と呼ばれる濃厚とんこつスープのラーメンにカテゴライズされることなのですな。そう、ボクの好みとしましてはそういったコテギト系ではなく、あっさりスッキリなトラディショナル路線 " 中華そば " なのですね。まあそれでもたまにはいいでしょ、先入観念を捨て新たなキモチで食せば意外にイケてるものだってあるってもんですよ、思い切って突入であります。
券売機には何種類かのラーメンがエントリーされておりますが、ここはやはり店名を冠した『豚ざむらい』を以って対峙すべきでしょう、そして注文する商品画面には麺の茹で加減や脂・野菜・調味料の増減などを指定できるダイアログも登場し、細かくテメー好みのカスタマイズが可能になっています。慣れたものならソレもいいでしょうが、初心者は全てデフォルトあるいは店主おすすめのセッティングでゆくのが正解、知ったかぶりは失敗のもとです。
おぉ～っ！山盛りヤサイとちょ～大判チャーシューどっかんです！
しかも背脂・生にんにくおろし・ほろほろほぐしチャーシューもドバドバっとトッピングされてます…うっわ～参ったなあ、こいつはヘビイなラーメンに出逢ったようです。
先ずはざっくりとヤサイ盛りの麓に箸を突っ込み麺を引き出してみます。きゃ～っ！ブッ太い麺。まるで饂飩じゃないか。しっかりとした噛み心地と全粒粉っぽい風味の小麦を感じながら次の麺を手繰り寄せてみようとするのだけれど、テンコ盛りのヤサイが重くてドンブリの底から麺が出てこないのですな。
仕方がないのでヤサイ-麺-ヤサイ-麺…と交互に食して引きずり出す穴を拡げるほかはないのです。しばらくそんな作業が必要なので大判チャーシューは放置ですね。
それにしてもニンニクパンチがハンパない。ほろほろほぐしチャーシューもビシビシに決められる。スープはかなり塩分の強いタイプだけれど、この麺の太さとニク＆ヤサイとのバランスを考えれば妥当なセンかと思います。それに " 替玉無双 " という麺お替わりフリーの有料サービスにはこれくらい濃いヤツが必要なのかも知れないしね。
久々のがっつんラーメンでした。以前にこの系統のラーメンで何度か失敗していたので恐る恐るの実食でしたが、素直に「美味かった～！」と思います。細かい部分をカスタマイズしてやればよりフレンドリーなものとなるでしょう。しかしこのお店で「チャーシュー麺」を頼んだらどんなものが出てくるのだろう…。
ボリュームも相当なのに加えニンニクパンチの威力はじっと継続のままでしてね、アセダラの午後はソトの風がみょ～に心地よく感じたものです。
そうそう、セルフのお水ね、大ぶりなグラスが置いてありましてね、クラッシュアイスと共に冷水が出てくる仕組みになってました。熱くて濃い味のラーメンには有難いサービスでしたよ。う～む、もう一杯飲んでくればよかったなあ。
◆替玉無双 豚ざむらい
御殿場市新橋420-1 オアシス御殿場1階
TEL=0550-70-4636
ACT=11:30-14:30 / 17:30-22:00 不定休
★ クリック↓↓↓で応援をお願いします ★
■ 朧月と早起き鳥
未明の西の空に月が浮かんでいました
煌々と明かるいのですが
春霞…それとも黄砂？...かなりぼんやりしてます
でも朧月って春らしいですね
そしてこのところ早朝毎日のように聞こえてくる鳥のさえずり
ツピーツピーツピーツピー
必ず四回ワンセット
調べてみたらシジュウカラでありました
たかみさん客席は畳敷きの座卓で、正座していただきます。
店主殿は作務衣の坊主頭、日本刀でチャーシューを切っていました…って全部ウソです～＼(≧▽≦)丿
ごくフツーのラーメン店ですがキッチンに面するカウンター席のみです。全席透明アクリル板の仕切りがしてあり、若干窮屈なカンジもしますね。まあこのご時世ですからシカタのないことかと… (´▽｀*)ｱﾊﾊ
