■ マイブーム!蒸し野菜
ハンバーグを作って食すことはベツになんでもないことだけれど、毎度ちょいと脳ミソを活用しなくてはならないのがそのガロニなのよね。定番のフライドポテトにキャロットのグラッセそしてコーンやインゲンソテーといったスタンダードは間違いもないし、またよくしたものでハンバーグやステーキによく合うので思考能力が低下して考える気が何にも起きないときはソレに走って構わないと思います。
でもねぇ一年中食すことのできるメイン料理のサポート役には、やっぱり旬の食材を取り入れて彩を与えてやりたいじゃありませんか。ただし旬の食材にはそれぞれの道と言うべきものがありましてね、けっこー煩雑かつ厄介な調理手順を強要される場合もあります。ズボラなエロおやぢといたしましてはソコは出来るだけ簡略に、かつ美味しくいただけるレシピでさあ…ってね、それがあるんですよ。ええ、トーシローながら長いこと調理経験を積んでおりますがつい先日そのことにようやく気付きましてね " 蒸し野菜 " ってやつですな。やってみたらジツにシンプルかつカンタンで美味しいの。ちょいとマイブーム!的な様相を呈しているのであります。
その初回はハンバーグのガロニでお試しです。茨城県産さつま芋の紅天使、北海道産栗カボチャ、県内産のジャガイモ・ニンジン・ブロッコリ…根菜類は同時投入でイッキに蒸しあげ、途中でブロッコリを追加して蒸しあがり時間の整合を図ります。
甘くて香りのよいさつま芋やカボチャに感動します。ニンジンやジャガイモもいつもより甘みが増しているような気がしてハンバーグソースが心地よく同席してくれますね、いや~コレは旨い…ってことで、以来ハマハマでございます。
蒸しあがり時間のことさえアタマに入れておけば失敗はありませんし、仮にしくじっても食べられないほどマズいことにはなりません、ソコソコに美味しくいただけるのでリカバリ成功率はとても高いわけです。
あ~楽しみだなあ…春夏秋冬それぞれの出演者たちを容易な調理で美味しく迎えることが出来るのですから…うっふっふ~♪
相棒のアルコールは毎度お馴染みワンコインでありますが、上手に探せば漱石クラスにヒケをとらないものもありますね…ってことで最近は平素の食事には高CPのそいつばかりであります。
ところが長引く不況にプラスして物価高騰の嵐だと思っているのはテメーだけで、世の中はけっこーハイクラスなワインが主流になりつつあるようです。いつものスーパーやホームセンターあるいはドラッグストアのワインコーナーでも一番品揃えが豊富なのは千~二千円前後の輸入モノでして、あぁ皆さんけっこーリッチなワインを楽しまれているんだなあ…と、ひとり取り残されたような寂しき感情が渦巻きます。
エロおやぢが所属するギョーカイに賃上げってものが実現するのはいったいいつのことなのでしょう、いくら極楽トンボ行き当たりバッタリのテキトー人生を歩むボクでさえ、言い知れぬ不安に苛まれる昨今であります。