鶏の鍬焼

困った時はいつもコレ

鋤焼(すきやき)ではありません、鍬焼(くわやき)ですよ。いつも菜園を耕すときに使う鍬(くわ)をキレイに洗いましてね、炭火を熾してはその上に置き、甘辛く下味をつけた鶏肉を乗せて焼くのです。忙しい時には余分な調理道具を畑に持ってゆかずに済むので助かる上に、とっても美味しいのでこのところハマっている食べ方です。

…ってねえ、ウソに決まってるじゃありませんか。そりゃムカシは本当にそうしていたかも知れませんが、現代はそのナマエだけが引き継がれている料理であります。
ちょいと甘辛加減に仕立てたタレに鶏もも肉を15分間くらい漬け込み、そのままオーブンに突っ込んで焼くだけのお手軽料理です。鶏肉はたいてい冷凍庫にストックしてあるので、買い物などのタイミングがわるくてコレといった料理が思い浮かばない…など、困った時はいつもコレで逃げるエロおやぢです。

鶏の鍬焼   MIRANDA AUTO MIRANDA 1.4/50 ( 8-Elements )  SONY α7

醤油・砂糖・酒・味醂が基本ですよね、香辛料はその季節やフンイキに寄り添っていればテキトーで構わないと思います。今回は一味唐辛子と粉山椒でちょいと蒲焼チックなお味にしてみました。美味いです、ジツに王道の旨さです。
鶏の鍬焼はいつものお味で安定しているので、それよりも付け合わせのヤサイなどに注力すべきでしょう。やはり旬の野菜が一番ですね、この日はたまたま菜園の茄子を収穫してきたので鶏肉と一緒に焼きました。おっと、一緒に…と云っても最初っからですと茄子は確実にコゲてしまうので途中でオーブン焼に参加させる感じですね。鶏肉を漬け込んでおいたタレをチャチャっと表面にまぶして焼けばいい感じになります。
これからのシーズンはオクラやシシトウなんぞもイケますね、夏の終わりころになったらキノコ類…と楽しみはずっと続きます。そうそう、洋野菜と組み合わせたチーズ鍬焼なんてのも…あぁキリがありませんね、まあそのうちボチボチと。



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庭風景  桔梗


庭の桔梗が咲き始めました
今年は二株ほど増えましてね
順調に桔梗さんのコロニーが形成されつつあります
涼し気な色彩と花のカタチは見飽きることを知りませんよね

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庭風景 桔梗   Asahi Opt. SMC Takumar 1.4/50  SONY α7