茹でシラス

" 解体現場 " より愛を込めて

先日より民家の解体のお手伝いをしております。高度経済成長期には産業排水や公害で有名になってしまった静岡県富士市の漁港・田子の浦ですが、現在は綺麗な水と環境に生まれ変わり、かつての風景を取り戻しております。

田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ
山部赤人新古今集

と云うくらい風光明媚な場所でありますが、残念ながら梅雨のこの時期ですからその様子をお伝えすることが出来ないのです。まあそのうちフォト撮影のチャンスもあるでしょう。

茹でシラス

解体の依頼主はその田子の浦漁港でシラス漁を営む漁師さんです。…ってことは半分期待はしておりましたけれど…やはりその生業である高級珍味を毎日のようにシゴト現場に届けてくれるわけですよ。いや~ホントに有難い!
不肖エロおやぢは毎日手弁当ですからね、フツーに白ゴハンの時もあれば暑くてムシムシする日常では冷たい麺類を持参する場合もありましてね、この日はその茹でシラスをダ~ンと「冷やし中華」に乗せて食してしまいました

冷し中華茹でシラスのせ   SONY XPERIA 5

なんてゼイタクなんでしょうねえ、冷やし中華に茹でシラス!そりゃ美味いですよ、信じられませんね。ただこのいただき方が茹でシラスの持つ本当の美味しさを出し切っているのかと言いますと、甚だグラついてくるのでありまして、やっぱり炊きたて白ゴハンに乗せてワサビ醤油で…ってのがサイコーなのではないかと。
それにしても有難いことですな、こーゆーことでもない限り冷やし中華に茹でシラスを乗せて喰うなんてことは一生なかったと思います。

解体現場より

その民家の解体現場でこんなものを発見しました。あぁ違法薬物でタイホ起訴服役と相成ったあの人ですね…こんな時代もあったんだなあって。ベツにファンでも何でもなかったのでドッチでもいいや…だったのですが、人生っていろいろだなあって思います。







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