井川メンパで「鮭弁」

かれこれ二十年以上のお付き合い

「鮭弁」ラブなエロおやぢであります。そしてお弁当屋さんの「鮭弁」も美味しいものですが、やっぱりテメーで作ったやつがサイコーなんですね、ドカタ仕事の手弁当によく持ってゆく所以であります。
ゴハンにお醤油で味付けしたカツヲ節を撒き、焼いた板海苔をペタンと張り付ける。そしてその上に焼いた塩鮭をドカンと乗せればそれでお終い、いともカンタンに上等な昼めしが出来上がるのは有難いことです。

井川メンパで「鮭弁」   TTArtisan 1.4/35 C  SONY NEX-7

そんな「鮭弁」を " 井川メンパ " と云う容器に仕込みます。
でもメンパって何?ですよね、ご存知ない方に簡単に説明申し上げますと要は " 曲げわっぱ " です、オクシズ(静岡市北部の山間地域)で昔から伝統的に作られている木製容器で、ヒノキを曲げヤマザクラで止め漆で仕上げた頑丈一点張りの携帯容器です。マタギの方々が携行食に利用していたことで知られております。

焼き芋

非常によくデキた漆器で、ゴハンが適度な湿度を保ちいいカンジにその美味しさを長時間持続させてくれます。おコメの美味しさを大切にするニッポン人の知恵とでも言いましょうか、こーゆーゴハンを食すとソコラの弁当箱では満足できなくなるわけですよ。
使い始めてかれこれ二十年以上…フチの漆もハゲハゲになってきて貫禄がありますけれど、まだまだこの先活躍してくれそうです。食後のデザートに持って行った焼き芋を食しながら「そろそろメンテナンスに出してもいいかな…」なんて考えました。
 
 
 
 
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庭風景  アスターハナアブ


すっかり寒い日々となりましたね
日中の気温が20℃を下回るだけでなく早朝はひとケタ前半と厳しさが増しております
庭の片隅で咲くアスターに蜜を求めるハナアブやホソヒラタアブが飛び回り
冬越しの準備に忙しい霜月下旬であります

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庭風景 アスターハナアブ   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300