■ 播磨灘産の " 一年もの " を使ってみる
まあお正月ですからね美食に明け暮れておりますけれど、メインのカニや黒毛和牛を年末年始の駄文日記に放出してしまいましたから、今日からは通常モードで進行します。
ただいくら " 丁寧な暮らし " をモットーにしましても、そりゃ世間一般で言うハイソな食材も時々はクチにするでしょうし、決して貧しい生活にテメーを陥れるわけではないのですよ。質素で気取らない生活…でもたま~にご褒美みたいなカンジでいいんじゃないですか、いきなり慣れない生活パターンに浸かっても失敗するのはミエミエですから、先ずはそろりと静かに実直に…あ~そんな一年に出来たらいいなあってことです。
さて駄文日記の題材として昨年末から幾つかのお料理などがストックされておりまして、本日は播磨灘産の " 一年もの " 牡蠣を使った料理を紹介してみようと思います。
![f:id:artfoods:20211229104350j:image:w320](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20211229/20211229104350.jpg)
牡蠣の名産地と云えば広島県や宮城県ですが、西の方では同じ瀬戸内にある岡山県もその次に位置する産地です。2016年の水産庁データでは出荷量 15.461t、全国シェア 9.7%と云う堂々たる産地なのですな。
生産者さんたちも必死でしょう、先行する広島や宮城に負けじと高品質なものを養殖する努力が続けられています。今回トナリ町のちょいハイソ系スーパーでゲットしたその牡蠣は通常よりも肥育期間を長くして、ぷっくり肥えて滋味を蓄えた大粒の牡蠣であります。
相性の佳いベーコンと共にバターでソテーしていただいてみましょうか。
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あぁ旨味たっぷりですね、ジツに素晴らしい。スキな料理としてはカリじゅわ~な「カキフライ」や、ちゅるんちゅるんと「生カキ」でありましたけれど、こいつも捨て難いものでしたね…これまでナゼやらなかったのか悔やまれます。朝霧ヨーグル豚ベーコンの香りに牡蠣の濃密な海の滋味が深く深く重なり合って不思議な調和律が生まれています。庭で収穫した柚子とフェンネルが優秀なアシスタント。
相棒はスパークリングワインがベストでしょうけれど日本酒もイケそうです…いやいや上等なスコッチウイスキーも伏兵かも知れないな。
そしてひとつ思いついたこと、それは次回は間違いなく「牡蠣チャウダー」。丁寧に作って丁寧にいただきましょう。
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