■ 冷し中華とは違うお料理
ドカタ仕事の手弁当に「冷やし中華」ってのをときどき持参します。胡瓜やハムをタタッと切って麺に乗せあとは茹で玉子なんぞを添えてやればオッケー、現場でパックのスープをちゅ~っとかければ昼めし準備の完了。あとはぐわぐわっとかき混ぜてずるずる食すだけです。
甘酸っぱいあのスープが暑気払いや疲労回復に寄与しているようで、なかなかにヤミツキな昼めしですね。お~っし、明日は暑いらしいからまたまた「冷し中華」にしちゃお~っと…とスーパーの棚を見るとスッカラカンなのであります。あらら…皆さん考えることは一緒なのでしょう、他のラーメン類はあるのに「冷やし中華」だけ売り切れです。
シカタありませんから他の似たようなやつを探します。ソコでメにはいってきたのがこの「冷たいスガキヤラーメン」であります。
そう、地方によっては「冷やし中華」ではなく " 冷したフツーのラーメン " が夏のラーメン系食事のメインと聞いたことがあります。単純に麺やスープを冷たくして作ればいいってものではなく、油脂が固化したり味わいに変化が出来てしまうのでソレ専用のチューニングが必要となるらしいですな。
この商品もフツーのスガキヤラーメン和風とんこつ味のものを冷たくしていただくバージョンでありますが、果たしてその辺りの問題解決をスガキヤさんの商品開発部はどのようにクリアしたのか…お手並み拝見といったところです。
おぉ~カツヲだしの効いた和風とんこつスープ味はあのイメージのままです、美味い。つるっと舌触り喉ごしのよい麺も滞りなく胃袋に収まってゆきますし、熱いスガキヤラーメンがそのまま冷た~くなっているという見事なチューニングが施されておりますな、サスガです。うふふ、前回作った自家製チャーシューが冷凍庫に未だ残っていたのはラッキーです。
確かに「冷し中華」もいいけれど「冷たいスガキヤラーメン」もしっかり食事したなぁって感じがしていいものです。何よりダイスキなあのお味がそのまんまヒンヤリになっているところが素晴らしいじゃありませんか。
ただしこいつは弁当にはムリですね、おうちでキッチリと準備していただくほかはありません。昨年は見かけなかった気がするので今年の新商品なのかな、あと何回かいただいてもいいよねえ…などと食後のデザートを食しながらボンヤリ考えました。