■ 仲秋富嶽
窓を開けっぱなしにして寝たら朝方寒くて目が覚めました
長月も半ばすぎにもなればそんなもんでしょうな
そんな昨日は暦の「仲秋の名月」と満月が一致する貴重な日でありましたが
残念なことに夜には厚い曇が天空を覆っておりました
午前中から笠雲形成で富士山はお天気下り坂のサイン
そして大昔は風光明媚なことで知られた田子の浦もこの通り今や産業エリアです
9:20am, September 21. 2021. @Tagonoura Port, Fuji-City
■ スキヤキ
そんなに大逸れた料理ではありません、いちおー国産牛ではありますけれど所謂 " 切り落とし " ってやつですな…いつものスーパーで廉売されていた惣菜用の牛肉で鍋です。食材もレシピも " なんちゃって " ですから『スキヤキ』と呼びましょうか。
ただこうしてソレっぽい鍋もけっこーイケますね、割り下の甘辛いお味と生タマゴの織りなす風味が終わりのない食欲を引き出します。あぁ美味いなあ、安上がりなのにこんなに美味しくて申し訳ありません…てなカンジです。
平素の食事ですから鋤焼の最終ラインは保持させます。焼豆腐、根深葱、シラタキ…こんなところですか、ゴボウやらキノコなど欲を言えばキリがありませんからこの辺りでテを打ちます。いちおー春菊だけは参加させたい意向でありましたが、端境期なのか件のスーパーには並んでおりませんでした。
そこでピンチヒッターは当家の菜園にまだまだ残っている「三つ葉」であります。これもまたスキヤキ鍋と相性の良い香味野菜でありまして、最初っからコレに決めておいても佳かったんじゃないの？くらいに美味しいものでありました。
相棒はもちろん日本酒ですが、やはりスタータとしてのビールは欠かせませんな。サッポロさんの限定品である「ニッポン クラシカル」はサッポロ黒ラベルを思わせるラベルデザインでてっきり本物ビールかと思って購入してあったのですが、よ～く見ると " なんちゃってビール " じゃありませんか！
まあそれでもよくデキた製品で深みはありませんが昔のビールを彷彿とさせるビターがいい感じであります。う～ん、近年の " なんちゃってビール " は本当によく研究されておりますな、悪くありません。
今回はこんな食事晩酌でありましたが、けっこー満足です。まあナニかの折にはもう少しハイグレードな牛肉とモノホンのビールで乾杯したい…そう、おシゴトがんばって心地よくセルフご褒美をいただきたいものです。
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