カヌレふたたび

なんちゃってリピータ

遅ればせながら『カヌレ』に目覚めたエロおやぢであります。ヘタなケーキよりもコッチのほうがいいんじゃない?と既に三度もリピートしてしまっているわけでして、なんとも罪なものを並べている近所のちょいハイソ系KO食料品店であります。
まあそうは言っても日常の糧食ではありませんので、そこは節度と自制心を以て他のスイーツに救いを求め、その中に新しい発見を見出すのもまた楽しい人生ってものなのですね。

ヤマザキ「りんごのカヌレ

前述のハイソ系と同じ敷地にある庶民派スーパー某OGでは、ハイCPフレンドリーなものから中堅クラスのスイーツまで豊富に取り揃えてありますけれど、エロおやぢが必ずチェックを入れる商品棚と商品棚の間にある " シマ " と呼ばれる移動式ワゴンですね、こいつには目玉商品やら見切り品などのお買い得商品が必ずあって、先日もいつものようにググっとクビを伸ばしギラギラとした眼で覗き込んでおりました。
おっと、ヤマザキさんの新製品ですね、「りんごのカヌレ」ですか。さすがニッポンで一番の販売量を誇る製パンメーカーさんですよ、こうした流行りモノをマメに導入しては庶民になかなかテの届かないスイーツを手軽に購入させてくれる姿勢に頗る感心するわけです。

りんごのカヌレ   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 2/50 ( Export Model )  SONY α7

そりゃ賛否はあると思いますよ、やれホンモノには程遠いとか、こんなもんで喰った気になってもらっちゃ困る…など、まあネットリサーチすればヘイトはいくらでも出ては来ますけれど、一方では本格的な『カヌレ』を知っているからこその好意的な意見もあって、エロおやぢ的な人生楽しまなくっちゃ派の意見としては大いに歓迎したいわけです。
「りんごのカヌレ」の中にはラム酒と相性の佳いグラニテした角切りんごがゴロゴロっと入っていて、外装を開封したとたんに素晴らしい香りが立ち昇ります。もちろん『カヌレ』らしい食感や香り…バターやバニラの風味だって正確にトレースしてあります。へえ~なかなか美味しいじゃん…とこちらもリピートしてしまいました。そうです、なんちゃってリピータなんて呼ばれたって構わないと思ってます。
コレって何処で作ってるの?とウラ面表示を見れば名産地・青森のファクトリーでした。やっぱりそうか…理由も手法もスジが通っていますね。個人のお店が丁寧に作ったスイーツはもちろん美味しいけれど、こんな風に大手さんが安価に大量生産したものもニッポンの文化なんですよ。けっしてバカにしてはいけないと思います。






葉月の庭風景  紫陽花その後


このカレカレになった紫陽花を撮影したのはもうひと月以上前の話
先日ナニゲにその場所をのぞき込んでみると
あら~未だキレイなままの花弁が残っているじゃありませんか
たったひとつですがその執念とも言うべき様子に驚くばかりであります

葉月の庭風景 紫陽花その後   Carl Zeiss Jena Sonnar 3.5/135 (M42 Zebra)  SONY α7