■ 夏も終わりだと云うのに…
再び猛暑となった先月末、通院の帰路に立ち寄った哀愁のイナカ町スーパーでまたまた日和ってしまいました。そう、帰宅してからナニか作るってのもまたメンドーなんだよね…って考えた時点でもうアウト、お弁当売場に歩みを急ぎ進めてしまうエロおやぢがいるわけです。
以前に比べスーパーのお弁当売場のラインナップは一段と安価な方向にシフトしているようです。ズラリと並んだ商品は全てワンコイン以下、少し前（と云っても covid-19 蔓延前の話ですが）までは英世クラスがけっこーあったのに、今や国民生活はここまで耐乏モードになっているのだなあ…と憂いに満ちた寂しさが身にシミてくるのです。
エロおやぢがテに取ったお弁当は￥390の『カツ丼』です。全体は若干のスケールダウンを施してありますが、いちおー成人男性ならばソコソコにハラが満足するボリュームは確保されておりますし、まだほんのりと温かだったそれは味付けも秀逸で不満など一切ありません、美味いじゃないかコレってさ。
なんだかスーパーのお弁当で済ませてしまうテメーには情けないものを感じますけれど、その美味しさに隠蔽されて曇ったココロは見えてこないのですな。
さてその翌日もズボラなステータスを放棄できませんでした。冷蔵庫に保管してある冷やメシを何か美味しいものにチャチャっと変身させられないものかと…ってあるじゃんあるある！夏の定番メニュー『梅ジソ焼きめし』だよ。
準備するものはゴハンと梅干し、刻んだニンニク、千切りの青ジソ…たったこれだけです。フライパンでニンニクオイルを作ったら、そこにゴハンを投入し塩コショウで適宜下味付け、千切りの青ジソとたたき刻んだ梅干しをダ～ンとブチ込んでマゼマゼすれば出来上がりです。もうあっと云う間に完成ですよ、お料理の支度なんてメンドっちくて…なんて考えてるヒマもありませんから。
梅干しの酸味と青ジソのさわやかさがナイスですねえ、めっちゃ美味くて「あ～もっとたくさん作ればよかった」と毎回のハンセーに人生の悲哀を実感します。
ジツはこのお料理、今年ジッコーしたのは初めてでしてね、もう夏も終わりだと云うのにナニやってんだいオマエは…てなカンジです。
■ 長月の庭風景 珍客「ホウジャク」の飛来
何年も前からこの生物を撮影したいと思っていました
庭で時折見かけるのですけれど
動きが早い上に予測不可能な飛来タイミングばかりで
なかなかカメラを構えるところまでゆかなかった…というのがこれまでです
ところが先日の夕刻
もう陽も沈み始めて薄暗くなったころその珍客「ホウジャク」が現れたのです
もう大急ぎで家に入ってカメラを持ちだしました
撮影条件は最悪でしたがなんとか見られるものが…あ～嬉しい
◆ ホウジャク（蜂雀）
「ホウジャク」はスズメガ科の " 蛾 " ですが、夜行性ではなく日中に活動します。特に明るい日差しの中で飛行することが多いのですが、夕暮れ時にもその姿を目にすることがあります。また同種の「オオスカシバ 」なども日本国内に生息しています。
この両種は、空中でホバリングしながら長い口吻を使って筒状の花の蜜を食べます。（主な参考文献は Wikipedia ）
