ルマコーニ氏の逆襲

昨日朝の富士山


台風12号 Talas は熱帯低気圧になったけれど
今度は台風13号 Yun-yeung が我が国への影響力を強めようとしています
天気予報はすっかりハズレてしまって昨日は朝から快晴の富士山上空です
まあこのお天気も今夜には崩れてゆくようで
きっと涼しくなってゆくだろう…という限りなく希望テキ観測
 
7:13AM, September 05. 2023. @Fujinomiya-City

AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6 G ED VR  Nikon D300

 
  
  

ルマコーニ氏の逆襲

肉詰めカタツムリ型パスタ

さて先日お約束と言いますか宣言したように " カタツムリを模したショートパスタ『ルマコーニ』" に肉詰めを施してみました。美味いです、予想通りではありますけれど堅実で伝統的な美味しさを感じさせるイタリアンです。
前回は初めてということもあって手探り状態で『ルマコーニ』の本性を探ってみたわけですが卵黄クリームや濃密なチーズの旨味に包まれた『ルマコーニ』ちょっとだけヨソユキみたいな顔をしていて、かな~りソフィスティケートされたお味でした。

ルマコーニの肉詰め   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 55mm F1.4  SONY α7

ところが肉詰めという至って庶民的な手法でルマコーニ氏をおびき出してみると、そこにはまるで水を得た魚のように本来所有していた能力が溌溂と発揮されてくるではありませんか。ごめんね、決してアナタを騙そうとか試そうなどと遊んだわけではありませんが、やはりイタリア人が長い歴史の中で育んできた小麦のチカラをもっと信じてあげるべきでした。
ここから始まったルマコーニ氏の逆襲にたじろぎ恐れおののき、そして平伏するエロおやぢであります。挽肉をタマネギとコネコネしたり、ナツメグやブラックペッパーなどのスパイスを加えては寝かせたり、挙句の果ては茹で上げたルマコーニにセッセコそのパティを詰め込んでゆく作業、そこからさらにトマトソースで煮込まなければならない…と云う苛立ち、そうした時間を受け止め乗り越えて初めて美味しい " 肉詰めルマコーニ " に出合えるわけですよ。
パスタとしてはかなりイジメられ忍耐を強いられる調理工程ですが、ルマコーニ氏はふてくされたり投げやりになったりすることもなく、きっちりその本質を保っております。参りました。
 
 





長月の庭風景  ミズヒキソウ


こんなに成績優秀なミズヒキソウだった年はありません
繊細なのにわ~っと集団のチカラ
庭の隅っこで陽当たりもよくないのに
ずいぶん長いこと楽しませてくれております

長月の庭風景 ミズヒキソウ   RISESPRAY 25mm F1.8   SONY NEX-7