■ そして再び思索の淵へ
お馴染みさんと云うほどではないけれど、このところすっかりハマっている " KOマート " さんで『黒ピーマン』を購入したのは先月末のことでした。まあハッキリ申し上げまして何に使うのかのアテもなく、とにかくそのヴィジュアルに惹かれてカゴに入れただけのエロおやぢであります。
ツラは黒くてもピーマンはピーマンですからそのまま炒めたり焼いたり、むろんナマでもいいでしょうし煮たってオッケーなんだよ…とは思いましたけれど、なんだかねえ何のヒネリも無いってのは面白くありませんよね。そして再び思索の淵へ。
そんな時に該当駄文日記のコメントに「これは珍しい😳黒い宝石。味が違うのか、中の色が何色か、が気になるところです。赤緑黄と合わせてカラフルピーマンナムル、なんてのも良いですね~」といった一文が寄せられました。おっと…ちょ~ナイスなアイデアではありませんか、信頼している御方からのお一言なので即採用であります。よくプライドなるものが邪魔をしてヨコ滑りしてしまうエラいヒトもおられるようですが、エロおやぢは無節操なのでそーゆーことは全く気にも留めません、いいものはいい…ただそれだけ、素直に運命を受け入れるのです。
幸いなことに件の黒ピーマンはそれ自体がとてもカラフルで、8割くらいの黒面積の中に赤や緑がマダラ模様となってステキな様相を呈しているのですね。不足している黄色を別に用意したパプリカで補えばファンタスティックなカラーチャートの出来上がりです。ご助言のようにナムルではありませんが、タタッと簡単に出来るマリネにしてみました。お味のシミ込みもクイックですし、何より仕上がりの色が褪めてしまわないところがいいですね。
盛り付けの相棒は「ローストビーフ」に季節の果物「無花果」をフィーチャー、おフランスから「ロックフォール」も特別参加の舞台です。あぁとてもいいカンジになりました、オープニングからフィナーレまで息つく間もないドキドキ感に満ちております。肝心の黒ピーマンのお味ですが、とても深い味わいです。ソコラの水耕栽培パプリカのような軽さはなく、香りと滋味に満たされた旨味が強く強く押し寄せてきます。いいねぇコレって。
また食べたいと思いますけれど、きっともう販売していないんでしょうね…このテのヤサイってのはだいたいいつもそうなんですよ。まあ来年チャンスが巡ってきたら決して逃さないようにすることですか。
■ 長月の庭風景 ミニ唐辛子の色づき
イタズラな思いつきで購入してきたミニ唐辛子
すっかり色づいてもう少しで食用になりそうですね
そして白い花も再び咲かせておりますが
これっていったいどーゆーサインなのでしょう