■ 「ひぐま」サッポロラーメン白味噌味
件の " 北海道フェア " での戦利品ではありません、母上が流通大手某Aで「なんだか美味しそうだったから」と購入してきた生麺です。この白味噌ってのがポイントかな、ちょっと意表を衝くレシピではありますがモヤシや豚挽肉との相性はよさそうで期待が高まります。
そしてもうひとつポイントが高かったのは、あの西山製麺さんの生麺が使われていることです。北海道のラーメン界では人気を二分する老舗であり、知らないヒトはいないっしょ…みたいな製麺メーカーさんであります。もうひとつの人気メーカーさんのものと並べて比較したことがないので何とも申し上げられませんが、札幌のラーメンらしいコシの強い中太縮れ麺で黄色みと小麦の香りが強いのも特徴です。旨いんだなあコレが、どんなにスープや具に拘ってもこの麺がないと始まらない!ってくらい札幌の隠れた名品でしょう。
パッケージのフォトには反旗を翻し、北海道でよく作られている豚挽肉をフィーチャーしたニラモヤシ炒めをトッピングしました。とてもシンプルな出で立ちですが、これでなくては達成できない味覚が存在するのでしてね、ふうふうバリバリ喰いながら懐かしき北海道時代に思いを馳せるのです。あぁ美味いなあ…馴染み深いこのお味に心の底まで温まります。
あの頃は今のように食の豊かな時代ではなかったけれど、日々満たされる食事だった気がします。今の汚れ切ったエロおやぢにはただただ美しく甘美な思い出だけが脳裏に流れてゆくのです。
■ 神無月の庭風景 彼岸花の晩節
毎年のようにこんな姿に触れるわけですが
自分が晩節というものをどう生きるか…と考えるようになってから
植物からもそれを学ぶわけですよ
枯れていてもいいから美しくありたいと思うのは欲張りでしょうか