ステーキ重

新進気鋭の黒毛和牛ブランド「鹿児島黒牛」

時々ではありますけれど特価販売されていたりもするし、てっきり " 黒毛和牛 " ではないと思っていた「鹿児島黒牛」は調べてみれば正々堂々の黒毛和牛なのでありました。ごめんなさい、有名ブランドの衣を被ったセカンドブランドだとカン違いしていたようです、本当に申し訳ありません。
それは近年のコンテストでも農林水産省から最優秀で表彰されるくらい、そのエクセレントな肥育が認められた新進気鋭の黒毛和牛ブランドなのですな。

鹿児島県産 黒牛サーロイン

少量でいいから上質なものをいただきたい…A5クラスなら200gなんて身に余ります、その半分程度で充分に満足しますから…と思っている此の頃です。そんな折、なんと都合のよろしいサーロインステーキのカットが半額処分ですよ、こりゃカゴに入れないのは末代の恥、ぜひ極上の味わいをお家で楽しもうではありりませんか。
焼きあげに必要なものは牛脂と黒胡椒そして塩だけ。仕上げにはザラメにお醤油・酒・味醂といったシンプルなタレで攻めます。市販のステーキソースとかタレ類はヨケーなお味がするので予め除外ですよ、せっかくなんですからココは自家製でまとめるに限ります。

ステーキ重   Canon Camera CANON LENS 50mm F1.4 (L39)  SONY α7

炊きたての白飯を重箱によそい、件のタレを纏った黒毛和牛のステーキを丁寧にカット、そして徐にゴハンの上に並べてゆくわけです。あぁ早く喰いてえ!と思うのですが、滅多にない至高のニク祭りですからね、ちゃんと記念撮影をしておかないと後々後悔するハメになります。

さあ、いただきましょう…いやいやいや…箸でクチに運んだ後もしばし無言の時が過ぎてゆきます。強い旨味とか甘い香り、とろけるような柔らかさ、クチの中で滑らかに踊るその肉、もう飲み込んでしまうのがもったいなくて永遠に咀嚼し続けたい気持ちになります。なんかこう美味いとしか言いようがないのですね、もう他人の評価なんてドッチでもいいよ、今この時テメーが満足してさえいればオッケーじゃん。
赤札だったからバチも当たらないだろうし、生きていてよかったと思える瞬間だぜ、神様だって見捨てたりはしないもんだよ。あ~また半額で売ってないかなあ…と引き戻された現実が哀愁ね。
 
 



神無月の庭風景  ゼフィランサス


こうしてみるとキモノの反物みたいなので
タマスダレと呼んだ方が似合いますね
面白いような気がして掛け軸スタイルにしてますが
やっぱりキワモノですな…まあそのうちまた忘れたころにでも

神無月の庭風景 ゼフィランサス   PETRI CAMERA CC Petri 55mm F2  SONY α7