■ 攻める老舗豆腐店
以前に『肉肉しいがんも』という商品をこの駄文日記にしたためた折に、読者さんから「相模屋さん、攻めてますね~」というコメントを頂戴いたしました。ええ正にその通りです、老舗ってだけで胡坐をかいているのではなく新たな分野にもチャレンジしてゆく姿勢は、人口減少・高齢化・少子化・賃金低水準化・格差社会拡大・外国人労働者増加・食嗜好多様化・教育水準低下・周辺諸国の武力威嚇・国家防衛予算の拡大・友好国との連携の必要性…といった諸問題を抱えるニッポン社会で生き残ってゆくための術として欠かせないものなのでしょう。
お豆腐屋さんですからソレに関する食品ということになるのでしょうね、この商品はパックに豆乳と共に封入されたお豆腐と、別添デミグラスソースがセットになっているもので、耐熱ペーパー製のグラタン皿もついています。
いつから販売開始となったのかは承知しておりませんけれど、とにかく近所のスーパーの棚にダ~ン!と並べられており、さながら「相模屋コーナー」とも言うべき状態となっているのです。このようなグラタン系はデミグラスだけでなく海老ダシのものがあったり、他にはひとり鍋からヴィーガン料理や中華系までかなり守備範囲の広いもので、いや~ヤバいっス的な品揃えですよ、さぞかし商品開発部の方々もご苦労をなさったのでは…と推測されます。
商品は豆乳&豆腐とデミグラスソースだけですから、具材などはテメーで準備しなくてはなりません。まあ例によってテキトーありあわせテキな食材を冷蔵庫ガサゴソで調達しさえすれば、あとは電子レンジ加熱して仕上げはオーヴンで…というちょ~ラクチンな支度であります。あ、因みに当家の電子レンジは最新型を使用しておりますので加熱終了時はピーとアラーム音を発します。チンと鳴るような旧式ベル音ではないので、世間一般で云う " レンチン " なるコトバの意味がさっぱり解りません。
あら~そんな話はドッチでもよろしゅうございますわね奥さん、とにかくお料理のひと品があっという間に出来上がってしまうわけです。しかも旨いんですよ、かな~り。お豆腐のクチ当たりは滑らかだし風味もジツに絶佳良好、デミグラスソースもなかなか本格テキで不満などありません。
コレって使えますね、次回は違う種類のものを買ってこようと思っております、はい~。
熱々のグラタンのあとは冷た~いアイスがふさわしいデザートでしょう。姪が敬老の日に母上にプレゼントしてくれたものですが、エロおやぢも図々しくご相伴に与かりました。
うんうん、こいつも美味いねえ…朝霧高原は美味しいものの宝庫だよなあ。