シズマエ丼

駿河湾奥の名産を集めて

静岡と云えばかつては「お茶(緑茶)」と「みかん」でしたが、近年は「お茶」の生産量は鹿児島に抜かれるし「みかん」も和歌山・愛媛という覇者にはどうしても敵わない現実があるわけです。
まあ1位だからってナニがあるわけでもありませんけれど、消費嗜好や就業構造の変化に伴いその優位性は既に担保されなくなっているのですな。ヨソの土地は懸命にがんばってますからね、のほほんノンビリしていると今のニッポンみたいに凋落の一途ともなりかねません、ぜひ奮起を促したいところであります。
そんな中、食材王国とも呼ばれている本県には他のエリアでは入手しにくい名産品があります。" シズマエ " と呼ばれる駿河湾奥(静岡市の前に拡がる海だからシズマエね)ではシラスや桜海老が漁獲されるのですね。まあシラスは関東以西の太平洋沿岸ではどこでも採れますが、桜海老は本県駿河湾にのみ生息する生物でありまして、漁期を制限するなど大切に保護されております。

シズマエ丼   MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8  SONY α7

そんな茹でシラスと、同じく茹で桜海老が一緒に入荷していたので購入してきました。似たようなものは過去に何度か作っては食しておりますけれど、重箱に詰めて写真を撮るのはお初にございますのよオホホ…う~んキモっ、フツーに喋らんかいっ、フツーに!
はいはい、で重箱に詰めてあるので本来は「シズマエ重」とすべきところなのでなりますが、なんとな~く語感が重たいと言いますか構え過ぎな感じがしますよね…ってことでドンブリではありませんけれど『シズマエ丼』と言うことにしました、悪しからずご了承下さいませ。
こいつに生醤油をちゃちゃっとかけて、あぐあぐ喰うのですよ。酢メシに刻み海苔&青ジソ千切りだけ、そしてワサビ以外は不要です。どこぞの名物丼みたいに卵黄とかラー油なんて以ての外、邪道以外のナニモノでもありませんからね。
美味しいものはかくあるべき、シンプルに、ストレートに、そして迷わずに喰らうべし。




神無月の庭風景  バジルや青柚子たち


ホメられて伸びるタイプなのかな
先月から「いいこだね~」と声掛けするようにしたら大きくなりました
ってウソですよ
なんか判りませんがとにかく伸びました

神無月の庭風景 バジル   Mamiya AUTO mamiya/sekor 50mm F2  SONY α7



樹上で熟して落下した柿の実は
運がいいのか悪いのか
枯れ枝にブッ刺さって更に完熟
鳥さん お食事にいかがですか

神無月の庭風景 落ちた柿の実   Canon Camera CANON LENS FL 50mm F1.8 (Type-1)  SONY α7



やや黄色みを帯び始めた青柚子
収穫はまだまだ先だけど
今年は粒も揃っていい感じです
もう少し間引きしてもいいかな…

神無月の庭風景 青柚子   Canon Camera CANON LENS FL 50mm F1.8 (Type-1)  SONY α7