神楽月のすき焼

初冬富嶽


吹き荒ぶ 寒風一刻 不二の峰

 
前夜から降り続いた雨で山頂には再び豊かな冠雪が蘇りました。純白の雪…気持ちがいいですね。
昨日の朝はあまり朝焼けせず残念ながら紅富士にはなりませんでしたけれど、そのかわり山頂付近には笠雲のようなものがずっと留まったままになっておりましてね、西からの強風に煽られてその姿を刻々と変化させる風景を見ることが出来ました。
1964年から1999年まで35年間にわたり気象観測を続けた山頂のレーダードームも今はその役目を終え、現在は移設された道の駅富士吉田で記念博物館のような形で余生を送っております。今でも山頂には設置されていた当時の基礎構造物が残っていて、お天気が良ければ肉眼でも確認することが出来ます。

6:58am, November 18. 2023. @Fujinomiya-City

初冬富嶽   Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 135mm F3.5   SONY α7

 
 



神楽月のすき焼

十数年使ったガスレンジは耐用年数を超え、安全性に心配が出てきたので買い替えることにしました。丁寧に使っていたので特にモンダイはなかったのですけれど、魚焼きグリルの着火がときどき調子が悪くなったり、各所に腐食なども散見されるようになったので念のため…てなカンジですね。
折しも地元のガス会社で機器の展示会が催され、それに参加してアンケートなどを記入して渡すと " 牛肉 " のプレゼントがあるわけです。例年こうしたイベントが開催されるので、うっわ~渡りに船だぜ!とホイホイ出かけ、そこでガスレンジの契約も特価で発注サインをしてきたと云うC調な先週でありました。

神楽月のすき焼   Carl Zeiss Jena Sonnar 135mm F3.5 (M42 Zebra)  SONY α7

高級和牛などではありませんが、いちおー庶民派クラスの牛肉スライスが200gくらいはあったでしょうか。せっかくですから『すき焼』でもしようぜ…ということになりまして、諸食材を買い求めに出かけました。
平素のお惣菜としての『すき焼』ですから特別なことはしませんでしたが " 旬のレンコン " や " 新ゴボウ " をフィーチャーして神楽月らしいお食事にしてみるのです。あ~美味いものですねえ…牛肉はソレナリですが、やっぱりレンコンのサクサクとした食感や、香りや旨味に優れる新ゴボウの美味しさがチカラ不足だったニクをカヴァーしてくれて勝利に導いてくれたわけですよ。モンスターのオータニさんがいなくても勝てるって証明できたみたいなもんですな。

牧野酒造「本醸造 富士山」

相棒は久々に地元帰りの一本です。これも本醸造の普及クラスですが、ヘタな吟醸酒純米酒よりスッキリ辛口で、甘めの調味が施された『すき焼』にはベストパートナーだったと思います。
まあ年末の大晦日近辺にはハイクラスな和牛などを奢って至福のひとときを過ごしたいとは思いますけれど、特にご褒美など必要もない平素にはコレで上等な『すき焼』です。酒も飲れたしハッピーじゃないか、と納得しております。




霜月の庭風景  アスターBと夜明けの空


昨日の駄文日記に掲載したアスターとは色違いなので
カッテに「アスターB」などと呼んでおりますが
考えてもみればシツレーな話ですよねえ
ちゃんとお花のナマエを調べておきなさい…てなもんです

霜月の庭風景 アスターB   Carl Zeiss Jena Sonnar 135mm F3.5 (M42 Zebra)  SONY α7



自宅の前から続いている旧農道から撮影した東の空
あまり紅くはなりませんでしたが
低い位置の羊雲が淡いオレンジ色に輝いて
ちょっとキュンとくる風景です

夜明けの空   Nikon NIKKOR-UD Auto 20mm F3.5  SONY α7