支那そば

" 消えたあのラーメン " を復元した人気店

かつて小説家だったその男は東京都知事という政治家にまで上り詰め、ブレない思想と硬派な言動で我が国の言論のリーダーシップを執っていました。歯に衣着せぬ主張と答弁で、そこらの左巻き連中を木っ端微塵に粉砕していたのが痛快だった記憶があります。もうあんな方は現れないだろうなあ…と云う残念な気持ちは今でもエロおやぢの中にありますよ。
ひとつ印象的なやりとりがありましてね、リベラル系のアホバカ記者が「どうしてあなたはあの国の指導部が嫌がる " 支那 " という言葉を使うのか」という質問に対し「国際的に認められている地図に昔からCHINA(シナ)と表記されているじゃないか、そのドコがいけないってんだ?」と明確に返したことがありました。ごもっともです、売国奴はさっさと消えろ!であります。
しかし現状ニッポンではパソコンで " 支那 " と変換しようとしても一発で出てこないのです、誰かがどこかに忖度してその変換を阻んでいるに違いありません、SHIとNAを別々に変換させる必要があって…おぉっと~、のっけから脱線ですな。ええ『支那そば』って入力したいだけなんですけど。

蓬莱軒 支那そば

日本古来からあった蕎麦と区別する為に、現在の「ラーメン」である食べ物を『支那そば』と呼んでいた時代がありました。コトバとしては何の問題もありませんし、歴史的・地理的背景や発祥の地に対するリスペクトもあって自然な言語かと思います。もちろん差別やヘイトといった問題は全く介在しません…ん~なんかまた脱線っぽいですね、元へ。
今回のラーメンは絶滅危惧種になりかかっていた『支那そば』を山梨県で見事に復活させた名店の商品です。プラスティック製の包装ではなくボール箱に恭しくセットされたそのラーメンは、魚介ダシの利いた醤油スープに縮れ麺、お店では叉焼支那竹・葱・鳴門巻・板海苔というオーセンティックかつトラディショナルなスタイルを頑固一徹踏襲したものでありました。そうです " 消えたあのラーメン " を完璧なまでに復元させたのです。

支那そば   Asahi Opt. Super-Takumar 50mm F1.4 (8-Elements)  SONY α7

もちろん市販品ですからスープと麺以外はテメーで準備しなければなりませんが、エロおやぢ的には手慣れたことなので特に何とも思いません、タタッと準備してサクっと作るだけです。ただしいつもは地元製麺メーカーさんのスタンダードな「中華そば」を食していますのでその差異については敏感です。

おぉ~かなりカツヲだし・魚介だしがパ~ン!と攻めてきますね。そして鶏ガラスープや豚骨髄の旨味がクリアなお味で融和しております、う~むコレは旨い、超一級品ですしこうしたものにウルサい母上も唸っておりますね、素晴らしい。単に懐かしいとか云ったものを超えた美味さがあります。
平素はいろいろな種類のラーメンを食してRTSの治療にあたっておりますが、思わぬところで凄いものを見つけてしまいました。ひと箱二人前で¥800というプライスも伊達ではないと思います。
 
 



霜月の庭風景  アスターと庭石の苔


たくさん花をつけたアスター
先端が垂れ下がるほど咲き乱れております
柔らかな光が降り注ぐ秋日和
我が世の春とばかりに風に揺れる姿

霜月の庭風景 乱れ咲くアスター   Asahi Opt. Super-Takumar 50mm F1.4 (8-Elements)  SONY α7

 
 


築四十余年…当家の庭も年季が入ってきました
庭石の幾つかも苔生して
時の流れを静かに語っております
そして不平不満をクチにしないところは見習うべきかと

霜月の庭風景 庭石の苔   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7