■ デミグラスソースは秋の色
メンドっちい昼めし作りはお手軽な『カレーうどん』で逃げました。
冷凍庫にあった豚ロースのスライスと、野菜室でシャンとしている青葱があるからオッケー。ツユを作ってS&Bカレー粉赤缶を小さじ一杯、あとは水溶き片栗粉を加えればあっという間に完成です。
楚々とはしておりますが、決して貧しいお料理ではありませんよね。カレーの香りがビシバシに食欲を増進させ、ズズっと啜れば小アセがタラ～リの初冬となるのです。まあココでテ抜きしましたから、夕食はちょっとだけリッチなものにしましょうよ。
バターソテーした数種類のキノコたちをデミグラスソースにそっと加え、あまり煮過ぎないようにしておきます。ハンバーグが八分方焼きあがったらそのソースで蒸し煮し、最後の仕上げとしましょう。キノコにはバターがたっぷり奢ってありますから追いバターとか生クリームちゅ～の必要はありませんね。
ガロニは既製冷凍食品のミニハッシュドポテトを使いました。蒸したポテトなどのヤサイ類もさっぱりしていていいものですが、この香ばしいハッシュドポテトのベタなお味もインプレッシヴで好きです。
ハンバーグの豊かな肉汁をまぶしながらいただくキノコの豊潤な薫りと食感…あ～堪らないですね。赤ワインぐびぐびいっちゃいます。ニクの旨味は申し分ありませんが、今回はキノコが主役でデミグラスソースは秋の色、いいぞいいぞ…次回は違うニクで Wao! It's Great! ショウヘイオゥタニィ！って叫びます。
■ 霜月の庭風景 柿の蔕と枯れ葛
甘き夢 捨て去る空に 柿の蔕
夢なんか持ったこともなかったし 目標でさえ見つけようとしなかった
ただ流されるまま生き 漠然とした甘い夢があっただけ
そんな自分を捨て去った空には
泰然と浮かぶ柿の蔕(ヘタ)
夏の間に葛の魔の手が増殖し隣地境界にあるイナカの観覧車を覆うほどになってしまいました
これはマズいよね…ってことで大元の蔓を探し出し剪定ハサミでバッチン切断
まさに襲いかからんばかりだった葛の猛威もようやくカレカレになり
これで当家の樹木も安泰となるのです
