焼うどん

亡き父の好物

間もなく姪っ子が二人目の子供を出産する予定です。新たに妹がやってくる超やんちゃ坊主の長男君はどんな行動をとるのか楽しみではありますけれど、二人目もやんちゃだったら姪っ子も大パニックになって面白いのに…と無責任な想像をしてはニヤけるエロおやぢであります。

姪の娘への贈り物

そんな姪っ子に母上が出産祝いとして曾孫用のベストを編み物で作りました。お裁縫が本業で編み物はあまりやってこなかった母上ですが、曾孫のためにセッセと編んだようです。ピンクのウールが可愛らしいベスト、パールのボタンがコドモの夢を育む希望を象徴するようで素敵です。
居間のソファに置いてあったのでテキトーにちゃちゃっと撮影しましたが、もっとちゃんと撮っておけばよかったなあ…なんて今になって思うのですねえ、まあ証拠記録みたいなもんですからヨシとしましょう。

新たに生まれてくる曾孫を抱きあげることもなく父は二十数年前に他界しました。元気でいてくれたら今ごろ…と考えてしまいますが、これも世の倣いでシカタありませんな。
そんな父が好きだった食べ物に『焼うどん』があります。どーゆーイキサツかは知りませんけれど父はコレが大好物で、何度か作ってあげたことがありました。本当に嬉しそうに食べる姿を今でも憶えています。

焼うどん   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7

エロおやぢが作る『焼うどん』は基本の調味をマーガリン・醤油・ウスターソースで行います。バターじゃダメなんです、何でも高級な素材を使えばいいってもんじゃなくて、このマーガリンが醸し出すイナタいお味がなんともスープリームなわけですよ。本当は業務用の安価なマーガリンが " らしく " ていいお味なのですけれど、一般では入手不可なのでフツーの安いものをこのためにわざわざ購入してきます。
あぁ美味いなあ…お醤油とウスターソースのミックスがマーガリンで化けやがってサイコーなんだぜ。当時より今の方がお料理のウデも多少は上がっているので、きっと父も喜んでくれたに違いない、と思いますけれど " 孝行したい時に親はなし " とはよく言ったものですね。こうした親不孝者は因果応報ってコトバ通り哀れな末路を辿るに決まっています。
 
 

 
 
 
 

静かな午後


月に一度くらいの頻度で地域の民生委員の方が当家を訪れます
高齢の母上の健康や生活の様子を心配されてのことでしょう
いちおーバカ息子がおりますので大丈夫なんですけどね
こうしたミニ向日葵などを手に声掛けして下さるのが非常に心強く有難いことなのです

ミニ向日葵   Carl Zeiss YC. Planar 50mm F1.4 T* MMJ  SONY α7

 
 


そんな静かな午後
二階の隣室のブラインドから漏れた光が廊下の納戸を照らします
なんだか面白いグラフィックになってますね
低い軌道の太陽がもたらすコスミック・インプロヴィゼーション

ブラインドから漏れた光    Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7