■ 支那竹ラーメン
今はメンマと呼ばれているけれど
なんだかこのところ麺類の記事が多いような気もしますけれど、正確に精査把握すればそうでもないことは証明される訳です。ただ三日にいちどくらいのペースになってきますと、ヒトさまの印象というものは固定されてしまうのでしょうね。昨日が「うどん」で今日は「ラーメン」か…まあ明日辺りはちょいと毛色の変わったヤツで攻めますから、今日のところはコレで勘弁しておいて下さい。
昔は淡竹(ハチク)の柔らかな部分を塩漬けしたあとに、中華スープなどでコトコト煮たものを「支那竹」と呼んでおりました。例の「支那そば」と一緒ですね、「支那」という言葉を某国指導部に忖度したか或いは圧力をかけられて我が国で使えなくなっている現状があります。ここでその事実を語り出すとちょ~脱線になりますのでヤメておきますけれど、やっぱり差別用語でもないのにキブンが宜しくないわけです…あ~ヤメヤメ、この話は別チャンネルで。
現在はそのタケノコの食べ物を「メンマ」と呼んでおります。様々なお料理に使われますが、やっぱりラーメンのお供ってのがいちばん消費量が多いと思いますよ。で、そのメンマをどっさり入れたラーメンもあるわけですね。お馴染みの町中華さんなどでは必ずラインナップされているラーメンの変化球です。
そう、こいつも時折ムショーに食べたくなるってもんです。だからナニ?みたいなお味しかしないことは判ってはいるのですけれど、あの食感や独特の香りがどうしても忘れられず、あ~ラーメンにドッサリ入れたやつを喰いたいじゃん!となるわけです。RTS患者の典型的な症例ですが、治療はそう難易度の高いものではなく、ちょいとクスリを服用すればあっさりと快方に向かうものです。
この支那竹…じゃなくてメンマでしたね…は、そこらのスーパーでフツーに売っている味付けメンマですが、そのままよりも昔の中華料理屋さんみたいにタテに細長く裂いて(あるいは切って)やった方が麺との馴染みがよくて美味しいような気がします。近年流行りの極太メンマってのはあまり好きになれなくて、お店のサンプル写真などでそれが確認出来ると注文を躊躇ってしまうくらいです。何でもかんでも懐古主義ってわけではありませんが、麺やスープとの馴染みがいいとか、食感が揃っていて落ち着くなど、ソレナリな理由あってのことです。偏屈な中高年オトコの思い込みやワガママではありませんのでご承知おき下さいね。
そんなことより「支那竹ラーメン」ですよ、やっぱり美味いですね。特にナニってものはありませんけれど、コンサバ路線の一環として堅実な成果を挙げてくれますし、RTSの治療もコレで無事に終了ってことです。