富士宮焼そば

紅富士


週末に向けて冷え込んでますね
昨日の富嶽上空は好天に恵まれておりましたけれど
西風が強く山頂の冠雪も舞い上がる勢いです
そして日没時はしっかり紅富士となりました

4:39pm, December 21. 2023. @Fujinomiya-City

紅富士 December 21. 2023.   Nikon AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  NIkon D300

 
 

 
 
 
 

富士宮焼そば ぷちデラックス版

イワシの削り節でアップグレード

もうお馴染みの『富士宮焼そば』です。B1グランプリで二度も優勝してから全国にその名は知れ渡り、召し上がったことのある方も多いと思います。
独特な硬い蒸し麺にキャベツの千切り・肉かす・サバイワシのだし粉・ラード・ウスターソース…といったところが構成必須項目でしょうか。特に麺は他には類を見ない硬さがある特殊なものですが、鉄板の上で蒸し焼きにするとフシギなもっちり感と歯応えが生まれ、食すヒトを虜にするようです。ただしヒトによってはその硬さがキライって御方もいらっしゃいましてね、まあヒトそれぞれでやんす。
今回の『富士宮焼そば』はその構成必須項目のひとつである " サバイワシのだし粉 " ですね、こいつをちょっとだけアップグレードしたものに替えていただいてみるものです。

富士宮焼そば ぷちデラックス版   Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 (M42 Zebra)  SONY α7

" サバイワシのだし粉 " とは近くの漁港である由比・蒲原で盛んだった削り節の製造工程で出来てしまう粉末状のものでして、いわば余剰品の利用つまりモッタイナイ精神から生まれたものなのですな。それでも削りたての鮮度の高いものは香り旨味ともに素晴らしく、一般的には「魚粉」などの名で流通しているものに近いわけです。魚体のさまざまな部分が粉状になっていますので濃くそして深いお味が身上で、出汁なら非常に強い風味、お浸しや冷や奴にかければチカラ強くそして印象的なお味が生まれます。
これを品の佳い " イワシだけの削り粉 " (しかも頭やワタ部分を除去した高級品)に置き換えてしまうことは『富士宮焼そば』ではない!ということになりかねませんが、まあいわばちょっとだけソフィスティケートされた " ぷちデラックス版 " だと承知していただければ幸いに存じます。ええ、そりゃ旨いんですよ…庶民のお味の『富士宮焼そば』が少しだけ番付が上になったようなカンジですか。ジツはよくジッコーするものでしてね、もうヤメられなくて困っているのです。
 
 

 
 
 
 

師走の庭風景  鉢植えヴィオラとその後のアスター


庭の草花が少々寂しくなってきたので
来年への下地作りも兼ねてヴィオラの苗を購入してきました
既に株や花芽も増え始めておりましてね
ワッと咲く姿を想い描いてはニンマリ

師走の庭風景 鉢植えヴィオラ   ASAHI OPT. PENTAX-110 50mm F2.8  SONY NEX-7

 
 


ほんとうによく咲いてくれたアスター
いよいよお終いですね
未だはんなりとその色を残してはおりますが
実に哀しき師走の空

師走の庭風景 その後のアスター   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  SONY α7