鶏腿肉の照焼

鶏腿肉の照焼

定番料理の傾向と対策

みんなダイスキって云う定番料理『鶏腿肉の照焼』ですね。平素のお食事はもとより冷めても美味しくいただけるのでお弁当のオカズとしても重宝されています。エロおやぢも「困ったなあ、今日はナニにする?」って時にはこいつです、余程のことがない限り失敗しませんし、テキトーに作ってもそこそこ美味しくいただけるので多用するメニューです。
しかし covid-19 の蔓延以降、自宅でお食事を作って食す方が激増したせいか、その残り物を翌日のお弁当に活用する方も当然増えたわけでして、前日に自宅で食した時のふんわりジューシー感とか、芳ばしく彩りもよいあの姿はお弁当にすると無残にも…てな傾向に悩まされる方も多いと聞きます。
そこで上記の特徴を失わせないための対策を施そうではありませんか。畜肉全てに言えることですが、蛋白質分解酵素を含んだ液で下漬けすると冷めても美味しく食感にも優れたお肉料理になります。

鶏腿肉の照焼   OLYMPUS FTL F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (M42)  SONY α7

いろいろ専門テキなものはありますけれど、ご家庭で失敗なく、しかも常時ストックしてある食材を使って…となりますと玉葱が最適でしょう。ブライン液も有効ですが、玉葱の旨味やハーブ類が加わった風味には敵いませんね。一人前中玉1/8ケ分のすりおろし玉葱を90mlほどの水に溶き、密閉可能タイプのプラ袋で空気を抜いて鶏肉に絡めます。もちろんモミモミうっふ~ぅん♪は必須ですよ。
本当は半日くらい置きたいところですが、時間が無ければ30分程度でも充分に効果は生まれます。ハーブは手持ちのものなら何でもオッケーです、そのうちご自身の好みが判ってくると思いますので。
油を敷いたフライパンに鶏肉を並べたら点火します、いわゆるコールドスタートってやつです。両面にいい焼色がついたら蜂蜜・醤油・味醂・酒・水などを予めミックスしたタレをジュ~っと回し入れ、手早く煮詰めるように絡めれば完成です。
柔らかで美味しい『鶏腿肉の照焼』がちゃちゃっと出来上がりますし、前述した芳ばしい香りと彩りのよい見た目は冷めても健在です。これからのシーズンは長崎産の新ジャガが安価に出回っているので、スチームしたものなど添えるのも栄養価的なバランスが良く、いいひと皿になると思いますよ。




睦月の庭風景  長波長の透過光線


夕刻のほんの一瞬…おそらく数分間程度かと思いますが
少し離れた家屋と家屋の間から射し込む夕陽があります
日没直前なので太陽光の波長はとても長いものになっておりましてね
こうして檀の葉脈を透過しては赤い光を放つのです

睦月の庭風景 長波長の透過光線   Carl Zeiss G. Sonnar 90mm F2.8 T*  SONY α7