■ スキヤキ風牛皿
それでも和牛の矜持に舌を巻く
しばらく牛肉を食していない気がする…ってねぇ、駄文日記にはしていないけれど昨年の暮れには " すき焼 " や " 焼肉 " を何度かジッコーしているはずだぜ。ん～言われてみればそうかも…でも年末年始は海鮮料理などが多くて、なんだか遠ざかっているキブンなんだよね。
スーパーに行っても精肉コーナーでやたらと牛肉が目に入って来る気がするし、やはりココは上質な和牛などをゲットしてリッチな晩餐を画策しようではないか、とユルユル考えては見定めを行うわけです。
モンダイはその売価ですな、そりゃ上を見ればキリがないのでありまして、なんとか低予算で切り抜けてイイフリをこきたいエロおやぢであります。ただし和牛のグラム単価は￥800～￥1200が相場でありまして、一人前200gほどの準備量を考えますと平素の食事としてはかな～りキビシいものとなります。
ここでボンビな中高年オトコを救うのが例の赤札値引きシールなのですな。一つだけ残っていた「和牛こまぎれ」パックには半額の文字が躍るシールが貼られております。二枚重ねになっているのは、その下に貼られているのは30％値引きのシールに違いありません。何で売れ残ったのだろう…とパックを手に取りチェックをしますが、別段何の問題もなさそうですし、見事なサシの入ったニクには変色の気配もありません、おぉ～コレは買いですよ。
るんるんで帰宅して食事の支度であります。
" すき焼 " もいいのだけれど大袈裟な準備をするのもメンドだし、ここはフライパンいっちょでタタッと煮てお手軽『スキヤキ風牛皿』ってのもいんでないかい、てなもんです。
おぉ～サスガに和牛ですね、鹿児島黒牛の名はダテじゃない！甘く柔らかな肉質に素晴らしい香りが申し分のないものであります。手軽な皿盛りなので次第に冷めてしまうところが難点ではありますが、支度は厄介だけど熱々がいただけることとはトレードオフなのでありまして、まあ今回は前者に逃げてズルをしたってことですな。
それでも上等なお味です、大輔君やにこるんがCMに出演しているアレよりコッチのほうにスピリッツを感じるし。和牛の矜持に舌を巻くと同時に、ぐびぐび日本酒炭酸割りのピッチが上がります。
ねぇ…春菊を入れ忘れてない？ げっ!!…あ～…ソレは次回にね、次回。
