■ 家常豆腐(かじょうどうふ)
中國四川省の家庭料理
『家常豆腐』は中國四川省が発祥と言われていますが、今では全土で一般的に食べられている家庭料理です。お豆腐を揚げたものを使うというシバリ以外は特にお約束などはなく、夫々の家庭で自由なレシピが受け継がれているようです。
これは日本語ですと " かじょうどうふ " と呼びますが、チャイナノコトバ「ジア・チャン・タフィー」アルヨなのですな。尤も広い国土ですから方言も多彩で「ジャージャントーフ」や「ジャーチャンターフィー」など様々なようです。
基本は家庭料理ですから季節のヤサイなどを用い、日常のお惣菜としていつでも食べられることが求められます。今回は椎茸と筍そしてニラ少々をゲストに迎え、作り置きしてあった肉味噌を中華スープで軽く延ばしたものを使いました。
厚揚げが温まりにくいので先に加熱を始め、後から椎茸や筍を加えては炒めるようにしましょうか。最後に肉味噌ダレをジャジャッと入れて軽く煮込めばオッケーですよ、そしてフィニッシュに香り油(ゴマ油)とお酒もお忘れなく。
とても柔和なお味と優しい風味で、白ゴハンに乗せてしまうと幾らでも食べられてしまいます。いや~美味いですねえ、こりゃ堪りませんわ。もっと挽肉の量を多くしたり、青梗菜を使うとか、春雨を準レギュラーにしてみるなど、工夫のし甲斐があるメニューですね。もちろん四川料理らしくビリ~ンと辛いものがお好みならば、豆板醤や中華山椒などを効かせて刺激テキなひと皿に仕立て上げ、ビールぐびぐびぷは~♪…ってまたその話かい。
■ ちょっとお散歩 February 21. 2024.
興代山 善能寺(こうだいさん ぜんのうじ)
善能寺さんは市の中心部から南へ1kmほどの距離です
途中すぐ近くに野中八幡宮がありました
静かな集落です
大きな桜が並び構える参道を進むと本堂があります
桜が咲いたら素晴らしい景色になりそうですし
喚鐘や山号額が渋いですね
石灯篭は天明二年(1782年)のもの
「日興聖人御遠忌御報恩」の文字が刻まれております
苔生した姿がその歳月を物語りますね
寛政二年(1790年)に再建された本堂
木鼻の獅子が年輪を浮き立たせます
まだまだ撮影したいものもあります
今回はご住職さま不在にて御朱印を頂戴することができませんでした
次回ですね…
そしてもう少し撮影も
◆ 興代山 善能寺(こうだいざん ぜんのうじ)
静岡県富士宮市野中774
TEL=0544-26-5849