■ ニューパッカンステーキ
ニクニクしさの復権
「パッカンステーキ」とは何ぞや…と云うところからご説明いたしましょうか。例の covid-19 サワギで外出自粛によってニッポン中が凍り付いていた時に、それまで自炊あるいは自家調理をしたことのない人々が次々に新しいテクニックを開発しておりました。
そのひとつがコレで、要はスーパーで買ってきた挽肉パックを " そのまんまフライパンにパッカンと開けて " 焼くステーキのことです、横着も甚だしい。日ごろズボラであることを自称するエロおやぢでさえ驚異のテ抜き調理なのですな。
ネット上の評価はまずまずで、美味いと云う方に挙手するヒトが圧倒的に多かったわけです。へえ~、ラクができてそんなに美味いならエロおやぢもやってみようじゃないのよっ!と早速ジッコーしてみましたが、案の定ダメダメなお料理でありました。
理由はいろいろありましたけれど、さすがにパッカンだけでは挽肉がまとまらず、ただの挽肉炒めになってしまったのですよ。そこで二度目は挽肉を少しだけ練ってスチロール製トレイに詰め直してから焼いてみたところ、まあまあの状態にまで漕ぎつけました。が、しかしイマイチであることに変わりはありません。
そこで今回はいちおーパッカンなコンセプトには敬意を表して、炒めタマネギだのパン粉&牛乳といったツナギやジューシー旨味成分の混和はしないことにしました。つまりナツメグやブラックペッパーそしてニンニクなどの香辛料だけを加えて練り、プラトレイに入っていた時と同様な四角い形状に成形してから焼く…というスタイルにしてみたわけです。
そして見事にまた失敗でありました。まるでハンバーグのように膨らんでしまったのです、ステーキなんだからさ膨らんじゃダメなんだよ、もっとキュッと締まった焼き上がりを想像していたんだけどなあ。
まあいいや、ハラも減ったし…とにかく食べましょか。
うんうん、お味の方は上等ですよ。ニクニクしさが復権してますね、柔らかジューシーなハンバーグはヲンナコドモの食べ物なんてバカにする向きもあるけれど、そーゆーコトじゃないと思うのですよ。あれも肉食のひとつの理想形でしてね、間違った蔑みはいけませんな。それより今回目指したのはカットしたステーキ肉に近い食感とお味なのですね、ハッキリ申し上げましてパサついているわジューシーなんて状態には程遠いわでイメージしづらいかも知れませんが、けっこーいいセンまで行った気がします。
ただし要改良…もう一息だなあ、ニューパッカンステーキ。
■ ちょっとお散歩 February 26-28. 2024.
またまた行ってみた善能寺さんであります
坂を上ってゆく参道の入口には
かなり由緒があって立派な山号石碑があるのですけれど
周囲の様子があまりにも無造作すぎましてねえ…
先日は野中東公園と云う場所のフォトコラージュを作ってみましたが
その時に写されていた不思議なカタチの鉄塔はその理由が判明しました
送電経路が道路上にあったわけです
つまり道路をまたぐ鉄塔が必要だったってことですね
今日から弥生
昔の歌にあるように霞か雲か…
というのが春らしい様子ですが
抜けるような蒼天の富嶽
10:56am, February 28. 2024. @Fujinomiya-City