寒鰤の照焼

寒鰤の照焼

シーズン終了間際の舌鼓

穏やかな日が続いていた如月でしたが、もっと暖かになるはずの弥生に入った途端に冷たい雨であります。
腰の調子もイマイチだし、今日のお散歩はスルーだよなあ…とは云うもののゴミ捨てだけは欠かすわけにもゆかず、傘をさしてぷらぷらとその集積所に向かうエロおやぢであります。

ご近所ぷらぷら 雨の斑入り椿   ASAHI OPT. PENTAX-110 18mm F2.8  SONY NEX-7

帰りしなにいつもの駐車場わきを通りかかりますと、ピークを過ぎてしまった斑入りの椿が雨の中で咲いておりました。なんだか哀れですよねえ、もっと綺麗なうちに撮ってあげればよかったものを。

さてそんな小寒い一日の終わりは、間もなく旬を終えようとする寒鰤であります。
今年は新年早々に能登に震災が発生して水産物の出荷にかなりな影響を及ぼしましたけれど、その後は別ルートでの配送や産地を変更した市場展開によって、一般での小売価格にはあまり変化はありませんでした。もちろん能登からの水産物があれば応援の気持ちも込めて購入するつもりではおりましたけれど、そうした機会も与えられず少し残念でした。
今回購入したものは三重県産の寒鰤で、脂のりも上々の良品でありました。そう、やっぱり照焼にするのがイチバンよさそうですね。

寒鰤の照焼   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  SONY α7

奇を衒ったことは一切行わず、ストレートに照焼にしました。本当はサラマンダーのようなLPG調理機器を使うか、または炭火でじっくり火を通しつつ、途中で数回に亘って甘辛タレを塗ってやるのが正しい調理法なのでしょうけれど、家庭ではガスレンジ付属のお魚ロースターを使うよりもフライパンでそっと焼いた方が失敗が少ないですね。
ヒミツのアレはちょっとだけ加えますが、基本は中火で素焼きした鰤の切り身に甘辛タレを回しかけ、ここからイッキに強火でシミ込ませる方法が間違いはないでしょう。しっかり焼き上げた『寒鰤の照焼』、シーズン終了間際の舌鼓であります。
相棒はやっぱり日本酒ですよね、ヌル燗にして。できれば氷見の寒鰤と立山で…といきたいところでしたが、今年は叶いませんでした。来年はきっといただけますよね、その節は宜しくお願いしたいと思っております。
 
 



弥生の庭風景  雨のクリスマスローズ


ゴミ捨てから帰宅すると
クリスマスローズが雨の中
ちょっと悲しそうに咲いておりました
午後は晴れるって予報だけどさ

弥生の庭風景 雨のクリスマスローズ   ASAHI OPT. PENTAX-110 18mm F2.8  SONY NEX-7



 
 
 
 

都市の残像 March 01. 2024.  跨線橋からの眺め


で…予報通り午後は青空拡張であります
この日はあまり欲張らず比較的近場までぷらぷら
JR身延線の跨線橋がありますのでその階段を昇ってみました
あら~いい眺めじゃありませんか

都市の残像 March 01. 2024. 跨線橋からの眺め   Canon Camera CANON LENS FL 50mm F1.8 (Type-2)   SONY α7