蒸し鶏のゴマだれ冷し中華

蒸し鶏のゴマだれ冷し中華

既製品中心のズボランチ

以前はあまり食すことのなかった「冷し中華」ですが、このところ母上もその美味しさに目覚めたということもあり作る頻度が上っております。一般的には甘酢系の中華スープでいただくわけですが " ゴマだれスープ " もなかなかに美味しくて、時折そのローテーションに参加させます。
エラソに書いてはおりますが、まあ所詮は既製品ですよ...大手食品メーカーさんが3食パックで廉売するアレですな。とは言えそうそうバカにしたものでもなく、ちょいとテを加えてやるだけでヘタなお店には負けてないよ!ってくらいのひと皿が出来上がるわけです。

よく既製品や冷凍食品を小バカにするヒトもおられますが、ん~だったらオマエもブラインドで喰ってみろってんだい、だいたいそんな風に鼻で笑うような奴に限って識別なんか出来てやしないってのが相場なのよ...って脱線ですね、元へ。
そりゃイチから手造りしたものには素晴らしいエネルギー感があってジツに美味しいものなのですけれど、料理ってのはそーゆー部分だけではなくて、盛り付けや取り合わせも含めたトータルなものとして供されるわけでして、その入り口だけで判断してはいけないってことを言いたいわけです。

蒸し鶏のゴマだれ冷し中華   YASHICA AUTO YASHINON 50mm F2  SONY α7

今回の『蒸し鶏のゴマだれ冷し中華』は前述の既製品生麺冷し中華に、これまた既製品の蒸し鶏…サラダチキンなどの名称で販売されているものですね、しかも予めほぐしてあるタイプときたもんだ、もうテ抜き系既製品だらけでちょ~ズボラなランチメニュー、名付けてズボランチなんて自虐テキ名称で愉しむ昼どきなのです。

ただしテメーでテを加えたパートもあって " ニラもやし野菜炒め " がそれ、これを一緒に添えてどうだまいったか~みたいにイバり散らしている底の浅いオトコです。軽くチャチャっと炒めて大きなバットに拡げ、ウチワで扇いで冷却しておきます。茹でた麺も氷水で冷したらお皿に盛り、その上に " ニラもやし野菜炒め " を乗せ、そしてサラダチキンをパッケージからほぐしつつ取り出してはそれらの上に重ねてゆくだけです。あとは添付のゴマだれをどろ~りとかけ回せばオッケー、うっふっふ~ズボランチ劇場の開幕だぜ。
もちろんサラダチキンは美味しいしゴマだれだって優秀なお味ですが、何と言ってもバリバリと歯触りの良い " ニラもやし野菜炒め " がキモチいいじゃないか、へへっウチの冷し中華はちと違うんだぜ!なんて得意満面です。

失敗だったのはせっかくテをかけた " ニラもやし野菜炒め " を乗せたのに、サラダチキンに隠れて存在感が小さくなってしまったことかな、見た目よりたくさん乗せてあるんですけどねえ…まあ喰うヒトが美味いと思って満足してるのだからいいんですけど。それと最後に飾りテキに振りかける白ゴマを忘れたことかな、今ひとつ気の利かないカメリエーレみたい。
でもね、バエやミエで料理してるわけじゃありませんから、コレだって上等なもんです。
 
 



ご近所ぷらぷら 6:21am. Aug. 06. 2024.


昨年から家庭ゴミ集積所には黄色いネットをかけておくようになりました
カラスの悪戯がなくなって清潔が保たれています
でもねぇこの色って暑苦しく感じますよね
そんなつまらないことにもケチをつけたくなる猛暑の日々

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