■ 真鯛の兜アラ炊き
驚きのプライスには即陥落
何を購入して晩酌の肴にするかのアテもなく、いつもの山梨県系スーパー某OGでは鮮魚コーナーに行きました。旬の秋刀魚や東北水揚げの生鮭切身などもありましたけれど、その日メについたのは " 真鯛の兜とアラ " をパック詰めしたお買い得商品だったのです。
おぉ~コレは素晴らしい、極めて鮮度も良さそうな上に税別¥159という持ってけドロボーみたいな驚きのプライスには即陥落なのであります。お~っし、今夜はこいつを甘辛く炊いて日本酒ぐびりってパターンだな、とみょ~にクイックなカートインをするエロおやぢであります。
だいたいに於いてこのテの商品はお値打ちプライスであることが多いのですけれど、百円台というのはこのご時世ではなかなかにお目にかかれないものでありまして、ボンビな経済状態を多少でも修復してくれるお店の努力にはアタマが下がる思いなのですな。
小料理屋さんや居酒屋で提供される煮魚はおしなべて甘辛く濃いお味のものが多く、またそれがとても酒を美味しく感じさせるものなので、エロおやぢも自宅でのレシピとしてはそういったカンジを踏襲しております。具体的な調合比率などをお知りになりたい方はコメント欄にでも書き込んで下さいな、隠すつもりなどなく丁寧にご説明差し上げますからね。
あぁそれにしても美味いもんですなあ真鯛。春先の産卵を控え食欲の増してきた真鯛たちは脂ものってきており、ふわっと肉厚の身肉が甘辛い煮汁を纏ってサイコーですよ。
今回はメジャーなブランドである黄桜さんのお酒をいただいておりますが、黄桜と云えばカッパと云うくらい強烈なイメージキャラクターの巨乳妖艶なカッパさんですね。イラストは長崎出身の漫画家である清水崑さんによるもので、このフンイキがたまらなく酒席の喜悦を呼び覚ましてくれる秀作だと思います。濃いお味の煮魚にぴったりの風味、あ~シアワセってカンジです。
もちろん強いお味の鯛だけでは飽きてしまいますから、キヌサヤの茹でたものや葉生姜もあしらって、その間を取り持つようにしております。
いただきながら「これだけの身肉の量があれば " 鯛めし " にするってテもあったなあ…」なんて考えました。
軽く炙って身肉を引き締めたものをゴハンと一緒に炊き込んで、上品なその鯛出汁のシミたゴハンを堪能する…ってのも粋じゃないか。こんな兜アラのパックはよく店頭に出ているので、まあそのうちジッコーしませう...とフローズンヨーグルトなんぞをナメながら思うわけです。
いいねいいね~、早くやろうぜ。
■ 神無月の庭風景 ムラサキゴテンと梔子の実
初夏のころから咲き始めるムラサキゴテン
春先はずいぶん縮小してもうダメかと思っておりましたが
梅雨の終盤から大奮起
しっかり長く咲いてくれて嬉しい限りであります
このところ梔子の実もずいぶん膨らみ
数日前からその色も鮮やかさを増してきました
ちょっと早すぎない?と思いましたけれど
考えてみればもうじき霜月ですからね