バースデイ・プレートとモンブラン  

 昨日はお嬢ちゃまの12回目の誕生日というコトで、ちょっと気合いを入れて準備をしなくてはならなかった。事前打ち合わせでボクが料理で奥サマがケーキ発注担当、当然ボクの方に負担が重くのしかかる。



 お嬢ちゃまの誕生祝いをするのはこれが4回目だ。以前のように見たくれだけのゴマ化しは通用しなくなり質はともかく量は確実に確保しなければならない。
呆れるほどよく寝、よく喰い、そしてまた眠る。ネブタ街道まっしぐらのようにも思えるが、ガッコーでのカロリー消費が多いためか意外にヒマン型にはまだなっていないようだ。
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 チャーシュー麺と炒飯に加え餃子まで平らげる小六お嬢ちゃまにとってハンパな食事では即クレーム対象となる恐れがあるが、平素と違い記念日となると、ある程度の質テキ要素も加味しなければならない。
ソコに「ハゲシイ好き嫌い」のネジレがタテヨコに張り巡らされ料理人は暗澹たる気持ちでコトを進めるのだ。
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チキンレッグのライトスモークにビーフステーキ。
フツーはどちらか片方でよいのだろうが盛り合わせプレートでボリュームを演出する。
CO−OPで見つけた廿日大根がちょっとアクセントで面白いが、辛味もなく歯ごたえもよろしい添え野菜として網焼きステーキのいい相棒になったのがボクには収穫だ。

 食後にフルーツパフェを食べ、そして大好きなモンブランに突入する。というよりモンブランしか食べないので去年からバースデイケーキは特注巨大モンブランにしている。
昨年のケーキ屋さんと違う店に注文したのでパティシエの力量や個性がモロに出て面白い。
来年はまた別の店にして楽しむのもいいだろうと思う。

ちなみに去年のケーキはコチラ
モンブランらしさが残っている
お味はドッコイの勝負
創作モンブラン
パティシエも妙なトコロで比較されるのね