浜名湖アサリのワイン蒸し


先日“Meganiste Japon”のオフが開催された浜名湖の名産品「アサリ」が店頭に並んでいたらしい。若干小粒ながらやはり新鮮さが命の貝だけに地元産とは嬉しいではないか。
汗だくになってのおシゴトを終え、帰宅したアトはすぐにシャワーを浴びて先ずはビール…。グビリと飲りつつアサリのワイン蒸しにとりかかるが肝心のバターを切らしているではないか。
「Oh,My God!」一瞬フツーの和風酒蒸しに切り替えようかとも迷ったが、冷蔵庫にはイタリアの白ワインが冷えているコトがインプットされた脳味噌には修正不可能な状況に陥っている。
仕方なしにオリーブオイルで調理をしてみたが、フムフム悪くはない。というよりもバターの風味に邪魔されないワイン蒸しとなって逆に辛口の白ワインには好適なアンティパストになっている。
冷やしてあったワインはボスコ・マレラ社のシャルドネ、手軽なデイリー・ワインである。若々しく鮮やかな色と香りの中にレモンピールのような柑橘系の渋みがうっすらとコーティングされていて爽やかな酸味である。
ふわりとジューシーなアサリには申し分のない組み合わせ、飲み終えるコロにはこの日のストレスは消え去っている。