牡蠣とフルーツトマトの冷製パスタ レモンバジル風味

美味しいフルーツトマトの快楽を知ってしまったからには、その恵みをパスタ料理に活かしてみたくて仕方がなかった。

寒い時期が旬の牡蠣は蒸して凍結させるという技術で年中利用できるようになり夏場には重宝している。本来は一番美味しい季節に新鮮なものを食してはそのエッセンスを愉しみ、翌年の同じ時期まで楽しみとして大切にしまっておくべきなのだろうが、こうしてピーク時のお味や風味に遜色のない食材がテにはいるならば使ってもみたくなる…というのが人情だろう。
実際、広島で養殖収穫された牡蠣を新鮮なその日のうちに剥いてはスチームし瞬間凍結させたこの製品は、解凍するだけでクチにするコトが可能なほど安全で美味しい蒸し牡蠣でボクはもう何度も利用している。生ガキとはまた違った濃厚な風味と香りがあり、柚子を忍ばせたポン酢醤油などで食すとなんとも表現し難いヨロコビに包まれると云うものだ。
蒸してあるので加熱してもヨケーな水分が出ることもなく縮みが少ないのも有難い。こうしたパスタ料理はもちろんグラタンなどに使うには誠に以って好適な加工食品だ。
レモン果汁をたっぷり使ったフレンチドレッシングには根深葱のコンカッセとバジルの細切り半分量をアクセントに。フルーツトマトをカットしたものとこの蒸し牡蠣をソレに合わせる。さっと冷水で締めたスパゲッティーニを絡めて皿に盛りつけよう。
トッピングには残ったバジルを散らして出来上がりだ。よ〜く冷やした辛口の白ワインでどうぞ…









今朝の富士山
遠くの空は晴れているんですけどね
手前に東の空から暗い雲が次々と流れてきて…


2009.07.15. 04:35, 05:59 @fujinomiya-City