玉ねぎヌキでもムリヤリ『肉じゃが』  

およそ玉ねぎの入っていない肉じゃがなど想像もつかないのではあるが、ナイものはナイのであって仕方がない。

うっかり玉ねぎを切らしていた。そういえば先日酢豚を作った時に全部使って、その後買い物に行ってもうっかり忘れていたのだ。
国産牛肩モモバラミックス切り落としパックはすき焼の時にイタダキモノの牛肉が足りないといけないと思いヨビに購入してあったモノで、冷凍して保存するくらいならナニか調理して食べてしまおうではないか…というコトで昨晩は「肉じゃが」とキメていたのよ。
やはりネギ族のもつあの独特な香りと甘みは捨てがたく、いっそセレナーデではなくメガーヌに乗って買い物に行ってしまおうかとは思ったのだが、寒いんですね〜ソトは。
やめやめ!あるもんでいーにしよ… ウ〜ム、ココはイッパツ知恵の出しドコロなのである。そうだ!安売り3本¥78で買ってきた根深があるじゃんね。ってなワケでそのまま入れるとクタクタになってワケワカンナイ状態になるので笹切りにして焼いて〜とちょっとテマかけてやったのよ。
へへ、ナカナカの出来栄えなのだ。玉ねぎとはまた違った甘みと香りで、もしかしたら隠れ家テキ居酒屋メニューなどで大活躍できる実力があるかもしれない。
焼ネギのジャキジャキした歯ごたえも堪らないにゃ〜♪


シャトー・サン・フロラン2005
ACボルドー 赤・FB
メルロー70%
カベルネ・ソーヴィニヨン30%


クリーミィでコクのある果実味がしっかりとアタックしてくる心地よさ
フルーツのコンポートに焦げた木の香り、バターのようなかぐわしさがこなれたタンニンと混ざり合い明瞭な旋律を奏でる
肉じゃがに合わせてしまったが、できればペッパーの効いたステーキなどで楽しんでみたかったワインなのである