(27)『黒千石納豆』


黒千石とは小粒の黒豆で、かつては東日本を中心に栽培されていたが通常の黒豆に比べて積算温度が高く…つまり気温と日数がより多く必要になる品種なので、次第に縮小してゆき絶滅寸前にまで減少してしまった大豆なのである。
戦後北海道にわずかに残されていた種子を元に岩手県での栽培に成功し、特色ある製品に使用されているのだという。
フツーの黒大豆に比べイソフラボンポリフェノールも多く含まれ、今年6月には北大遺伝子病制御研究所の西村教授が大豆や小豆など計七種を分析した結果「インターフェロンγ(ガンマ)」を生み出すよう促す物質が“黒千石大豆”にだけ存在すると発表し大いに注目を浴びている。
その貴重な大豆を使って完成した納豆、カラダによいに決まっているのだがお味の方も外見からは想像できないソフトさと旨みがあり納豆としての水準も高い。
パッケージにはタレのほかに「練ワサビ」も添付されていて、コレがまたジツによく合うのよ〜
大手メーカーの納豆はあまり購入しないボクだが、コイツにはついテが伸びてしまったのね。



あづま食品株式会社
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