(83)MCC神戸テイスト『野菜のスープカレー』


レトルトのスープカレーを食すのはコレが二度目である。前回は札幌の有名店・マジックスパイスの「チキン曼荼羅」を頂いたのだが、ソレはカレー風味のスープといった感じで一般テキなカレーのカテゴリに入れてよいものかどうか迷ったほどだ。
このMCC製品はスパイスとココナツの風味がしっかり主張するタイカレー風でもあり、名称こそ一緒ではあるものの全く別モノの料理なのである。
今や全国各地で“スープカレー”なるものが提供されるようになったが、この二つの例のようなタイプのホカに従来の欧風型カレールウをスープで濃度調整したものなどもあり、その形態は定義と云うものがないようにも思えるし“ヤッたもん勝ち”みたいなフンイキもある。
スープの中には大ぶりにカットされた野菜がゴロゴロ、玉ねぎ・じゃが芋・人参にパプリカやインゲンが入っていて鶏肉など固形畜肉は見当たらない。
もっとマイルドな風味を想像していたのだが意外にスパイシーな味にオンナコドモにコビたカレーではないことが判る。
こうした個性的なスープカレーも食べる者の評価によってその存続が決定づけられるワケなのであり、一袋当たりのカロリーが138kcalというヘルシーさが食味の嗜好とどうバランスして受け入れられてゆくのか楽しみでもある。


エム・シーシー食品株式会社
http://www.mccfoods.co.jp/



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今朝は冷え込んだ


メガーヌにも霜が初めて降りて


冬の到来を告げている