バジルクリームのパスタ

ちょっと遠方までドライブをしたので夕食の支度は億劫に感じたが、ジェノヴェーゼ・ソースは作り置き冷凍してあるしクリームも買ってあったのでパスタでも…とパパッと作ってオシマイにするのは楽勝だった。

ただクリームが入ってコクが出る分だけバジルやその他の香辛料のオシゴトが目立たなくなってしまうのね。ガーリックとフレッシュバジルのコンカッセを加えて補ってやる必要はあるがソレもチョロいもんさ。
パスタがアルデンテになるちょっと手前でソースにクリームを加えプクプクと煮詰めておけば、茹であがりと同時に素晴らしいパスタが完成する。
最初の一口はそのままクチに運んでバジルとガーリックのハーモニーを楽しもうではないか。弾けるようなプリプリ感のあるパスタがクリームの濃厚さをまとって二重のヨロコビにも浸るコトができる。
そして良く冷やした白ワインで口を直し今度はパルミジャーノ・レッジャーノをパスタにたっぷりすりおろしていただくコトにするのよー。
食べ始めてから「あっ、そうだ!チーズも…」などと云った無作法は許されない。パルミジャーノは料理を作り始める時から室温に出して少し軟らかくしておくとすりおろすトキもラクだし香りもよい。
テーブルの中央におろし金と一緒に予め準備しておき、パスタが冷めないうちにトッピングできるようにしておくコトが肝要なのだ。
夏の間はペペロンチーノやトマトソースが中心のパスタだったが、寒くなってきたこの時期はやはりクリーム系に有難味を感じる。
「次回はキノコとベーコンのクリームソースなんてのもいいよね〜♪」すでに別モードのスイッチが入ってしまったボクなのである。





シャトー・ジャノン・ブラン

ACアントル・デュ・メール 白・ED
ソーヴィニヨン・ブラン40%
セミヨン40%
ミュスカデル20%


線の太い酸味が柑橘系のフルーツを想わせる果実味を湛え、パリ・コンクールで銅賞を獲得した旨みをしっかりと楽しめる
プラムやアプリコットといった香りがさわかや感のある苦みをサポートしている
スッキリした余韻にバランスの良さをのぞかせている




今朝の富士山

2008.12.01. 06:43 @Mannohara,Fujinomiya-City