このシリーズの150回を数える日が来た。第50回はオリエンタルマースカレー、第100回は新旧ボンカレーと節目にはソレナリのレトルト製品を取り上げてきたが、ちょうどこのような歴史テキなエポックを持つ製品を南蛮辛汁飯査察団の団長殿より頂戴し、これ幸いにそのマイルストーンとさせて頂いた。
ナゼ土浦で巨大飛行船ツェッペリン号なのか…というコトは下の土浦商工会議所のホームページをご覧になって頂きぜひご理解いただきたい。
土浦市内の喫茶店でで提供されるツエッペリンカレーには飛行船型のターメリックライスに特産のレンコンとローズポークの煮豚が添えられているようで、その他の具材は別としてソレだけは外せないだろう。煮豚はレトルトに含まれているのでヨシとしても、ターメリックライスはちょっとメンドーかなぁ…と代わりと云ってはナニだがウインナソーセージに飛行船風のスジをつけてゴマ化してしまった。まったく以ってインチキなのである。しかもソーセージはレギュラーサイズにケチってあり、巨大飛行船に敬意を表してジャンボフランクでも奢るべきであったなぁとハンセーしている。
そして今となっては「ゴハンを炊くトキにカレー粉をちょっと入れるだけだったじゃん!」とメンドーでもなんでもなかったのに、レンコンの素揚げに気を取られていたからなのよ…と言い訳をするのだな。ヨッパなエロおやぢはこれだから困る。
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これは小麦粉やスターチなどでムリなトロミを加えていないナチュラルな味のカレーだ。バターの使用も極小に控えてあり当時のカレーのテイストをしっかり残した所が逆にこうした純粋な味わいを生み出しているのだろう、レトルト製品としては個性テキかつ優秀な部類に属する。
団長のように現地で食してみたいキモチもあるが、そうそう行ける場所でもないのでウナギやナマズなどといった霞ヶ浦の名産品に走ってしまうのだろうなぁ…
しかしツェッペリンと云えば飛行船より真っ先に偉大なロックバンドLedZeppelinを思い浮かべてしまうボクは、食後久し振りにCDやDVDを引っ張り出して来てはその名曲と名演の数々に酔いしれるコトになったのである。
あぁ、フェイドしたチェリーサンバーストの58レスポールを弾くジミー・ペイジ、カッコいい!
◆土浦ツェッペリンカレー物語(土浦商工会議所)
http://tcci.jp/curry/index.html
◆つちうらカリー物語(土浦市観光協会)
http://tutiura.727.net/curry/index.html
◆LedZeppelin ライヴ映像の一部をどうぞ…
http://video.google.com/videoplay?docid=-8850744932516345221
http://www.youtube.com/watch?v=N9i2fqxSjTI