『究極の辣油』で茗荷ネギとんかつ

朝からカツカレーや牛丼を食らうという肉人殿が某日みょうがねぎ塩かつ定食なるものを食していた。ナカナカに美味そうなのである。
残念なコトにそのようなトンカツを提供してくれるようなお店はこのイナカ町にはなく、仕方がないのでジブンで作っては食べてみようと思ったワケなのね。


準備をしていてふと思い浮かんだのは「塩ダレもいいけどビリッと辛みの利いたラー油和えもいいじゃん♪」と云うコトだ。
先日桃屋さんの辛そうで辛くない少し辛いラー油という長ったらしくてヤヤコしい名前のラー油を試したが、コレを購入したのはボクが登録してあるブロぐるめ!というポータルサイトから“あるラー油”のレポート依頼を受けたコトにあった。例の石垣島ラー油でも手元にあればよかったのだがあいにく使い切ってしまっていて、ナニか比較になるモノが欲しかったから…というのがジツのところだ。
届けられたその商品は究極のラー油という賞味期限が一か月間のナチュラルもので、それはそれは旨いラー油なのであった。


この辣油も含め“究極の三品”のレポートを執筆させて頂いた。ぜひご覧になってそのお味を感じ取っていただけると嬉しいのである。
レポートはコチラ↓↓↓
http://blog-gourmet.com/monitor_c/?act=Kyukyoku_report_ArtFoods



さてさて前置きが長くなってしまったなぁ。
キャベツを千切りしたり青ネギを刻んだりとトンカツそのものの支度より付け合わせのヤサイの準備の方がよっぽどテマヒマがかかる。
いつものように農民市場で野菜の購入を済ませてきたが、この日は“蕎麦の芽”というカイワレ大根のようなスプラウトを売っていたのでトッピングに使ってみた。
今まで何度か試したコトはあったが、お味の方はベツにどうと云うコトもなくけっこー辛みの利いた味で、どちらかと言えば軸の赤味と双葉の緑色のコントラストを楽しむと云った風情か。ただしカイワレよりβカロチンなどのビタミン類・ルチン質が豊富で栄養価は高い。


青ネギの小口切りにその“究極の辣油”をドバッとかけてボウルの中でまぶした。揚げたてのトンカツをサクサクと切り、たっぷりとその上にトッピングするのだよ。
このラー油には何種類もの唐辛子やハーブ類そして香辛料類が含まれているので味はとても複雑でハーバルだ。ソースやおろし醤油あるいはポン酢といった食べ方しか今まで経験がないので、ちょっと冒険をするような気分でもある。
しかし心配には及ばない。ネギとの相性も抜群で、もしかしたらこのまま冷奴に乗せて食してもとびきり美味しい“ラー油ネギ”なのである。そしてソコに茗荷独特の香気が加わりエモイワレヌ世界があるのだ。この辣油はかなり辛い部類なのでいつものトンカツがまた別の料理として楽しめる。ジツにシアワセな食卓だ、美味いっ♪
食べ進んでゆくとクチの周りがヒリヒリしてくるくらいホットな刺激で、コイツにしっかり対峙できるのはビールしかないだろう。家人のメを盗んではソレをもう一本、冷蔵庫から出してきたボクだ。



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今朝の富士山



5:52AM, October 28. 2009. @Fujinomiya-City
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