モヤシとニラ入り納豆ヤキメシ

納豆を入れた炒飯を作るのはコレが二度目である。前回青じそを刻んだものを加えたコト以外はフツーのチャーハンだったが、今回は少しだけ変化球にしてみた。

ジツは前夜の鍋料理に使ったモヤシが少しだけ余っていた。冷蔵庫には麦飯も茶碗に一杯ほどあってナントカ処分してしまいたいものだ…と、とにかく使える食材を並べてみた。幸いなことにニラや納豆パックもあって「ウ〜ム、コイツはチャーハンしかあるまい」と案外スグに目標は定まる。
ニンニクをみじん切りにしてゴマ油で加熱して香り出しを行い…というところまでは一般テキな行程だが、ソコでふと思ったのは「タマゴを使わずにヤキメシにしても美味いのではないか」と云うコトだ。醤油がコゲるあの香りに包まれたサッパリ系ヤキメシというのもタマにはいいものだ。納豆との相性も悪くなさそーだし…
ところで“炒飯(チャーハン)”とはゴハンに具を加えて油で炒めたモノで、たいていはタマゴも必須条件だ。定義からすればタマゴ抜きでもチャーハンには違いないのだろうが、どうもタマゴの入っていない炒飯というのもイメージ的にフィットしないものがあってベツの言い回しが必要になってくるのだ。
ソコで“ヤキメシ(焼飯)”というコトバが登場しひと安心するものの、タマゴの入っているヤキメシってのもあって矛盾した帰結となる。まぁそのへんは地方性や育った環境で「オレっちはコレだもんね〜」という様々なご意見が出てくるのだろう。いちおーボクはタマゴの有無で炒飯と焼飯を使い分けてはいるのだよ。
さて出来あがったヤキメシは焦がし醤油味なのでモヤシとニラの風味が加わって、なんとなく野菜イタメとゴハンを混ぜて食しているようなお味になっている。ソコに納豆だ、ほとんど無国籍状態のコメ料理なのである。
しかし納豆は偉大なのだな、コレ一発でキチンとまとめてくれるのだから。




☆ サッパリと焦がし醤油味のヤキメシもいいものです。クリックで応援して下さい!





昨日 日没直前の富士山
紅富士はこれからのシーズンによく見られる現象です
今朝の富士山ですか?
今日は曇っていてダメですねぇ…



4:41PM, November 21. 2009. @Fujinomiya-city