『パスタ・ボロネーゼ』温泉玉子のせは手ヌキしまくり

イチから手作りする料理は既製品には絶対に越えられない美味しさと云うものがあってソレはソレでスバラシいものなのだが、コスト面のことはヨコに置いたとしても時間テキ要素は短縮のしようもなく、つい禁断の既製品からの誘惑を受け入れてしまうコトもある。


カンヅメのミートソースを置いていないスーパーはなくドコでも安く買えて確かにベンリではあるが、ズボラをしてそのまま使ってしまったりするとイッパツでバレてしまう。けっして不味いワケではないものの、なんとなくミョ〜に濃い味とメリハリのない旨味はカンヅメやレトルト製品に特有のニオイとしてしっかりインプットされてしまっているのだな。
ただ、そんなマイナス部分を持っている既製品であってもソースなどのベースとして利用するには逆にテマヒマが省けて助かるメリットもある。ちょっとした香辛料や調味料を加えてやるだけで劇的な変身を遂げるものもあり、黙って提供すればまるで莫大なコストと時間をかけたような料理になったりもしてあながちバカにできない。
このボロネーゼのソースは安物カンヅメミートソースを予めオリーブオイルでソテーしたガーリックが薫るフライパンで加熱したアト、オレガノナツメグといった香辛料を少しだけ加えて煮詰め、赤ワインで濃度を調節して仕上げたものだ。電子レンジで加熱するだけとはかなりスピードに差があるが、意外にパパッと早くて美味しく出来上がる。
温泉タマゴもマジメに作ろうとすると時間を必要とするところを、コレは逆に電子レンジを利用して数十秒でソレっぽい仕上げにするコトも可能で、コチラも黙って出されたら気付かないヒトもいるかも知れない。
仕上げのオリーブオイルを回しかけパルミジャーノをパラパラすれば、とてもパスタの茹で時間ジャストで調理を終えたひと皿だとは多くの方は信じないだろうし、お味もお店で食すものとさして変わらぬクオリティーに驚くに違いない。



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今朝の富士山



6:22AM, November 24. 2009. @Fujinomiya-City