ジュウシィ&スパイシィ『ザンギ』

鶏の唐揚を肴にビールを飲る…というスタンダードなシアワセは記憶の中枢にしっかり刻みこまれていて季節を問わずにフラッシュバックを引き起こす。

特に友人から送られてくる写メールなどにソレが含まれていたりするとかなり強力な覚醒物質が放出されて、昼メシを喰い終わった瞬間から夕方のお楽しみタイムへの妄想が膨らんでしまう始末となる。
ザンギという名の北海道伝統のレシピで調理された鶏唐揚を作ってみるのはコレが三度目だが前々回は冷凍半調理品&自家製、前回は既製品のタレを使って調製したので完全自前で作るのは今回が初めてだ。
大いに参考になったのはベル食品の「ザンギ名人」という調合調味料で、ベースになっているジンギスカンのたれ風なソースが美味しさのキメ手かもしれない。いくつかのソース・醤油や香辛料を組み合わせてソレっぽく仕上げては鶏肉を半日ほど漬け込んでおく。長時間なので冷蔵庫内での保管になるが揚げ始める三十分程前に冷蔵庫から取り出し再びよくモミモミして常温に戻しておくと揚げ揚がりも早く美味しく仕上がる。
釧路のホワイトザンギは鶏ムネ肉を片栗粉で仕上げてありサクサクとした食感なのに非常にジュウシィで美味しく、なんとかそのマネが出来ないものかと思うがソレは次回の課題にして事前の作戦をジックリ練りたいと思っている。
とりあえず今回は第一段階の標準ザンギとしてまずまずの出来だった…と云うか、かな〜り美味しく出来たのでキブンがいいのである。この調子でイケば…うふふ♪ なホワイトザンギなのよね。


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