“ハチコ”でCuisine! その2『キクラゲとハチコのタンメン』


たかだか5本のハチコだが少人数の家族ではそうそう食べきれるものではない。ましてや前日に作ったフライなどはコロモでカサが増すので2本分も用意すればドッサリ出来上がってしまうのだな。 さて残りのハチコをどうやって料理するかちいとばかりアタマをヒネってみた。

酒とタバコでほとんど溶解しかかった脳ミソは簡単にはいいアイデアを提供してくれないが “肉の次にキクラゲが好き” とか “中華丼が食べたい” といった友人たちによるアドヴァイスのオカゲで野菜タンメンのメイントッピングにするというスバラシいレシピに行き着いたのである。ホントは白菜にしたいところだがキャベツだってソレナリに美味しいし…と食材はお家にあるモノで賄えそうだ。
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先日行ったいつもの病院で主治医から「各種脂肪値が高い」と指摘されていたのでニクは抜きのタンメンにする。あ〜ムカシは野菜炒めにはコレデモカみたいに豚バラなんぞを入れて食したものだが、面白いものでそうそう欲求の度合いも低下しつつあるところが人生の末期に一歩一歩近づいているのだなぁと云う証なのかも知れない。

おぉ〜ジツに美味いではないか。タケノコはちょっとカジっただけではほとんど無味な印象を受けるものだが、実際はかなり奥深い旨味を擁していて炒めたり煮込んだりすると信じられないくらいの美味しさが滲み出てくるものだ。甘みの強いハチコなら尚更のコト、ゼイタクなタンメンでごめんね♪と呟きたくなる。
ソコにキクラゲである、もうナニをか言わんや…である。

ラーメンを啜っていると云うよりほとんどヤサイ炒めを食しているようなタンメンではあるが、ココまで野菜の旨みが凝縮しているとニクなど入っていなくても充分に…いやソレだけの方が逆により素材の旨味をしっかり実感出来ると云うものだ。
しかし偶然とはいえキクラゲの発生場所を見つけたのはラッキーだった。ここしばらくは採集に行っていないが、梅雨に入ってアソコはどうなっているのだろうと少々気にかかってはいる。
散歩のついでにその雑木林の入口まで行ってはみたが何も変わらず泰然とその存在がある。誰も気づかずにこのままいてくれ…と願うばかりだが、なにせシゴト場マンションから徒歩数分の場所である、いつガサ入れがあるか判らないので雨上がりに陽でも出たらチェックする必要があるだろう。
そうした気象条件のアトと云うのはキノコがニョッキリ出てくる好機でもあることだし…




☆ さて、ハチコ料理もいよいよ明日がラスト♪ 
  まぁいい素材なのでナニやっても美味いんですけどね(笑) ポチッと応援をお願いします!